トーマス・フランクは、ホットスパー・ウェイのトレーニングピッチで新たなチームの動きを見るのを楽しみにしていることだろう。
football.london/Lee Wilmot
トッテナム・ホットスパーの選手たちは、プレシーズンに入るやいなや、新監督のトーマス・フランクに良い印象を与えるべく全力を尽くすことになる。
スパーズの選手たちは、夏季休暇を経て7月初旬にホットスパー・ウェイへ戻る予定であり、すでに予定されたプレシーズンの日程はぎっしり詰まっている。
そして、誰もが新監督の目に留まろうと意気込んでいる。というのも、フランクはアーセナルおよびニューカッスルとの試合が予定されている香港・韓国ツアーの遠征メンバーを選定することになるからだ。
しかし、フランクはプレシーズン・トレーニングの初期段階で3人の選手を欠くことになる。昨シーズン終了後の国際大会への参加がその理由である。
FIFAのガイドラインでは、シーズン終了後、国内外のすべての大会が終了したタイミングから、選手には最低3週間の休暇が必要であると定められている。
そして、スパーズには現在もスロバキアで開催中のU-21欧州選手権に出場している選手が3人いる。
大会の準決勝は水曜の夜に行われ、イングランドはオランダと、フランスはドイツと対戦する。決勝戦は土曜日に開催される。
アーチー・グレイはU-21イングランド代表に選出されており、また、スパーズのチームメイトであるマティス・テルとウィルソン・オドベールは、フランス代表としてこの大会に出場している。
この3人は大会終了後*に休暇に入る見込みであり、スパーズへの復帰は早くても7月第3週となる見通しだ。それはちょうどチームがアジアへのプレシーズン・ツアーへ出発する直前のタイミングにあたる。
テルについては、昨季ローンで加入していたが、フランクが今夏その完全移籍を承認しており、フランス人フォワードに大きな期待をかけていることが窺える。一方、グレイとオドベールは昨夏に多額の移籍金で加入しており、今後のクラブを担う明るい将来性を備えた選手たちである。
*6/26(木)の試合の結果、イングランドは決勝進出、フランスは準決勝で敗退
