トップ10にはチェルシーから5人、現役ではリヴァプールのアルネ・スロット、さらにシーズン途中にマンチェスター・ユナイテッドが強奪したルベン・アモリムも。
MailOnline/Harry Bamforth
欲しいものを手に入れるためには、予算をぶち壊さなければならないときがある。
プレミアリーグのクラブが、ピッチ上の世界最高の才能を手に入れるために、正直言って笑ってしまうような金額を支払う光景は今や日常だ。投じられる資金は年々増加しており、リヴァプールがフロリアン・ヴィルツ獲得のために提示した1億1600万ポンドという金額もまた、この富の膨張した時代における巨額移籍金の実例のひとつとなった。
そして今や、それは監督においても同様である。もはや、監督の座が空いたときにアシスタントコーチを昇格させる時代ではない。無職の監督を待って、タダで連れてくることもない。
そう、今では監督にもコストがかかる。お目当ての監督がすでにどこかのクラブにいる?それなら金を払って引っこ抜いてくるしかない。
トッテナムがトーマス・フランクを引き抜くために、ブレントフォードに支払った金額は1000万ポンド。彼が9年間過ごしたクラブからである。皮肉なことに、彼はアシスタントとしてその在任期間をスタートさせ、後にクラブ内昇格によって監督に昇格した人物だったが、もうそんなケースは見かけなくなった。
選手に払われている狂ったような金額に比べれば大した額ではないかもしれないが、それでも十分に大きな金額である、フランクはプレミアリーグ史上最も高額な監督トップ10に名を連ねることになった。他の9人も知りたいだろう読者の皆様のために深掘りしていく。
