タンギ・エンドンベレの悪夢、あの2019年夏の加入選手たちの明暗 – 昨年トッテナムを離れた15人の選手たちの今…

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オリヴァー・スキップ

対照的に、幸運なシーズンとは言えなかったのがオリヴァー・スキップだ。24歳の彼は、前のシーズンにスパーズでプレーした24試合をわずかに上回る、公式戦28試合の出場にとどまった。うちプレミアリーグの先発はわずか10試合で、それがレスターでの最初のシーズンでの成績だった。

スキップは18年間を過ごしたスパーズを昨夏に退団。100試合以上のトップチーム出場経験を持つ彼は、同じアカデミー出身のハリー・ウィンクスと再会する形でレスターに加入。この移籍は最終的に2000万ポンド以上+将来的な売却益の一部がスパーズに入る形とされている。

しかしスキップにとって問題だったのは、獲得を希望したスティーヴ・クーパー監督の退任後、後任のルート・ファンニステルローイ監督が彼にさほど好意的でなかったことだ。フィジカルの強いミッドフィルダーを好む指揮官の下、レスターは勝利を獲得することに苦しみ、最終的にはプレミアリーグから降格した。

とはいえ、これはスキップにとって再スタートとなるかもしれない。5年前、チャンピオンシップでノリッジの優勝に大きく貢献した彼にとって、このカテゴリーでの再挑戦は自身の価値を再び証明する場となり得る。


ライアン・セセニョン

長年ハムストリングの悪夢に苦しんできたライアン・セセニョンについては、「ただ彼が再びピッチに立つ姿を見たい」というのが誰しもの願いだった。そして実際、彼はプレミアリーグ16試合を含む22試合に出場し、4ゴール、2アシストを記録した。

そのうち1ゴールは、トッテナム戦でのもの。クレイヴン・コテージでのフラムが2-0で勝利した試合で、右足でカーブをかけた美しいゴールを決めたが、彼は喜びのリアクションを見せなかった。

「スパーズでは5年間プレーして、本当に感謝してる。だからあのゴールを喜ばなかったんだ」

24歳のセセニョンは試合後に語った。

「今は気分もいいし、体もキレてるし、強さもある。もっともっと試合に出たい。チャンスをもらえれば、自分がこのレベルでやれることを証明したい」

トッテナムが昨夏、彼との契約に1年の延長オプションを行使しない決断をしたため、セセニョンはフラムに戻ることになった。これで2019年の“悪名高き移籍マーケット”に加入した選手たち(エンドンベレ、ロチェルソ、ジャック・クラークら)は全員、加入前に所属していたクラブへ戻ったことになる。

だがセセニョンにとって最も重要だったのは、「今季は負傷による離脱が一度もなかった」という事実であり、ほとんどの試合でピッチに立つかベンチ入りしていたことだった。

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