ブレントフォードは昨季プレミアリーグ10位でフィニッシュ—し、トッテナムを18ポイント上回る成績だった。
BBC Sport/Sami Mokbel
トッテナムは、ブレントフォードの監督であるトーマス・フランクを新たなヘッドコーチとして今週末にも招聘する見通しが強まっている。
両クラブ間の交渉は現在も続いており、ポジティブに進展している。フランクがアンジ・ポステコグルーの後任として、早ければ今後48時間以内に正式決定される可能性が高まっている。
話し合いは友好的に進められているとみられ、すべての関係者が迅速に合意に至ることを望んでいる。
BBC Sportの情報によれば、先週月曜に着任を開始したばかりの新任CEO、ヴィナイ・ヴェンカテシャムが、ダニエル・レヴィ会長とともにフランク招聘のプロセスに関与しているという。
2016年にブレントフォードに加入した51歳のフランクの招聘のために、トッテナムは補償金を支払う必要があり、その額は1000万ポンドになるとされている。
また、この金額は、フランクがどれだけのコーチング・スタッフを帯同させるかによってさらに増える可能性がある。
フランクは、アシスタントコーチとしての期間を経て2018年に正式にブレントフォードの監督に就任し、2021年にはウェンブリーでチャンピオンシップのプレーオフ・ファイナルを制してクラブをプレミアリーグ昇格に導いた。その後は小規模な予算の中でクラブをトップリーグに定着させた。
ブレントフォードは2024-25シーズンのプレミアリーグを10位で終え、7つ上の順位かつトッテナムに18ポイント差をつけた。トッテナムはリーグ戦38試合でわずか11勝にとどまり、17位でシーズンを終えている。
オーストラリア人のポステコグルーは、17年ぶりの主要タイトルとなるヨーロッパリーグ優勝にスパーズを導いてから16日後に解任された。
