ソン・フンミンの去就を巡る決断はスパーズのアジア・ツアーの後まで保留となる見通し

この記事は約3分で読めます。

ソン・フンミンはトッテナムの2024-25シーズンのヨーロッパリーグ制覇に貢献し、クラブでの初タイトルを獲得した。

BBC Sport/Sami Mokbel

サウジアラビアからの関心がある中、トッテナムの韓国ツアーがキャプテン、ソン・フンミンの将来に影響を与える要素として浮上している。

ソンのスパーズでの将来は不透明であり、契約は残り12ヶ月となっている。中東のクラブはその不確実性を利用しようとしている。

しかし、信頼できる筋の情報によれば、来シーズンの開幕前にソンが退団する可能性は依然としてあるものの、アジア・ツアー終了まではいかなる移籍も見送られる可能性が高いとされている。彼の不在は、ツアー主催者との関係に支障をきたす恐れがあるからだ。

クラブはすでに2つの親善試合を予定しており、7月31日に香港でアーセナルと、3日後にはソウルでニューカッスルと対戦することになっている。

韓国代表のソンは母国では崇拝されており、現地ファンは32歳の彼がトッテナムの選手団と共に東アジアを訪れることを期待している。

夏のツアーはプレミアリーグのクラブにとって大きな収益源であり、ソンはトッテナムの商業的な魅力において極めて重要な存在である。

彼がツアー中に参加する様々な活動もすでに合意済みであり、トッテナムはその計画を履行する義務を負っている。

トッテナムがツアー前にキャプテンを売却するには、ソンの評価額をはるかに上回るオファーが必要とされると理解されている。

クラブは現時点でソンに対する正式なオファーを受け取っておらず、新監督トーマス・フランクの来シーズンの構想にソンがどう組み込まれるかは未定のままである。

フランクは今週、トッテナムのエンフィールドのトレーニング・センターに初お目見えする予定であり、クラブはこの夏にアタッカー陣の補強を目指している。

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました