というのも、ムーアはクラブにとって最も貴重な若手有望株であり、つい最近までU-19イングランド代表として欧州選手権に参加していた(その大会では足首の捻挫を負い、最終戦でベンチに入っていた)。その大会では、彼はそれまでの試合で好印象を残しており、グループステージでの敗退後にはチームも彼の不在を悔やんだ。
この17歳は、成長に伴うフィジカル面での発展がまだ必要であり、昨季はプレミアリーグでの試合において、時折フィジカルで押し切られてしまう場面もあった。昨年後半にはウイルス感染にも苦しめられたが、シーズンを通じて19試合に出場し、十分な才能の片鱗を見せていた。そして、18歳の誕生日に合わせて、ユース選手がよく結ぶ新契約の提示も予定されていると見られている。
ジェイミー・ドンリー
ジェイミー・ドンリーにとって、2023-24シーズンは記憶に残るものとなった。20歳の彼は、ローン先のレイトン・オリエントでリーグ1を席巻した。シーズン序盤は、リッチー・ウェレンズ監督が彼の能力を把握しきれていない様子も見られたが、ドンリーが地道に努力を重ね、遂にはその評価を勝ち取った。
その結果、48試合で19のゴール関与を記録した。なお、これは記録上のアシストやゴールに限ったもので、FAカップのマンチェスター・シティ戦で放ったハーフウェイラインからのシュート(GKシュテファン・オルテガのオウンゴールを誘発)といった驚愕のプレーは含まれていない。このプレーには、ジョゼップ・グアルディオラも称賛を送った。
結局、オリエントはプレーオフで敗退となったが、才能あふれるドンリーはこのシーズンを通じて高評価を勝ち得た。
football.londonの取材によれば、スパーズは現在、ドンリーに対する他クラブからのローン要請を退けており、今夏後半、フランクがプレシーズンで彼と直接トレーニングに取り組んだあとに、彼の今後を検討する意向であるという。彼との契約期間はあと4年残っている。
ドンリーは「魔法のような左足」を持ち、中盤から攻撃ラインにかけて複数のポジションでプレーできる。彼にとって、自身が子供の頃から応援してきたスパーズでの出場機会は何よりの目標である。


