ミッキー・ファンデフェンは、オランダ代表としてマルタとの8-0の勝利に出場した後、トッテナムがアンジ・ポステコグルーと袂を分かつという決断について尋ねられ、「奇妙な選択だ」と表現した。
football.london/Rob Guest
プレミアリーグでは悲惨なシーズンを過ごしたスパーズではあるが、シーズン最終盤にはマンチェスター・ユナイテッドを破ってヨーロッパリーグを制し、トロフィーを手にした。
しかし、その欧州での栄光も、ポステコグルーの続投にはつながらなかった。彼の解任は金曜の夜に正式発表され、多くのスパーズ選手たちがSNSに長文の別れのメッセージを投稿するなど、感情のこもったリアクションが相次いだ。
週末にポステコグルーとの2年間への感謝を述べたファンデフェンは、ワールドカップ予選のマルタ戦に出場。彼自身もゴールを記録したその試合後のインタビューで、ポステコグルーの解任についてさらに詳しく語った。ポステコグルーがヨーロッパリーグ決勝を制したことや、勝者のメンタリティを持っていることに触れ、彼の解任を「奇妙」と2度にわたって表現した。
「最終的にはクラブの決定だよ」
「僕たち選手にはその件について発言権はほとんどないんだ。もちろん、監督はトッテナムで久しぶりにトロフィーを獲得し、成功を収めた。そういう観点から見れば、それはもちろん奇妙な選択だね」
「クラブが下した決定であり、僕たちがそれについて言えることは少ない。これから何が起きるかを見ていくしかないよ。もちろん、ブレントフォードの監督(トーマス・フランク)についての噂を僕たちも目にしているし、後任になる可能性は高いだろう。だからまあ、僕たちが発言できることはあまりないんだ。クラブの決定さ」
「多くの選手が監督(ポステコグルー)と良い関係を築いていたと思う。そしてもちろん、さっきも言ったように、彼はスパーズに久々の成功をもたらした監督なんだ。それは一定のクオリティがあることを示している。つまり、勝者のメンタリティがあるということだ。100パーセント、間違いないよ」
「それを踏まえると、彼が解任されたのはやっぱり奇妙だね。プレミアリーグで僕たちが見せたパフォーマンスは、もちろん受け入れがたいものだった。そこにはいくつかの要因があるだろうけど、それは監督だけの責任ではないはずだよ」