マティス・テルについて知っておくべきすべてのこと [SpursOfficial]

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この夏、マティス・テルが完全移籍でスパーズの一員となる。

2月にバイエルンからのローンで加入して以来、クラブはこの若き才能の4か月間の活躍を受けて、N17への完全移籍を決定した。

ここでは、マティスとこれまでの彼の歩みに関するすべてをご紹介しよう…


2005年、パリの郊外のサルセルで生まれたマティスは、少年時代に複数の地元クラブでプレーし、イル・ド・フランス地方の若手選手育成で世界的に知られるクレールフォンテーヌ国立フットボール養成所への入団を果たした。

2020年にスタッド・レンヌの名門アカデミーに加入すると、2021年8月にクラブ史上最年少でトップチーム・デビューを飾った。翌9月には、UEFAヨーロッパ・カンファレンスリーグのグループステージにおけるロアゾン・パルクでの一戦(2-2の引き分け)で、我々スパーズとの試合にも途中出場している。

トップチームでの初シーズンを終えると、2022年夏のU-17欧州選手権でフランス代表の主将を務め、チームを大会3度目の優勝へと導いた。その大会では3ゴールを挙げている。

ヨーロッパ中の注目を集めたこの活躍を受け、同年夏、バイエルンが動いてマティスをドイツへと連れて行った。

バイエルンでもすぐにインパクトを残し、DFBポカールでクラブ史上最年少ゴールを成し遂げ、ジャマル・ムシアラの記録を塗り替えた。

多くの才能あるフォワードが集うバイエルンにおいても、マティスはその都度頭角を現しており、プレミアリーグ勢相手にも結果を出している。2023年9月にはUEFAチャンピオンズリーグのマンチェスター・ユナイテッド戦で途中出場から決勝点を挙げた。

前線ならどこでもプレー可能なマティスは、果敢な仕掛けとスピード、バランス感覚を武器にするアタッカーである。

今年2月にローンで我々に加入すると、リヴァプールとのカラバオ・カップ準決勝、アンフィールドでの第2戦に途中出場し、クラブ・デビューを果たした。

その翌週、FAカップ4回戦のアストン・ヴィラ戦では終盤にボレーで初ゴールを決めた。そのまた翌週にはプレミアリーグ・デビューを飾り、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでの初出場となったマンチェスター・ユナイテッド戦(1-0で勝利)にも出場している。

4月のサウサンプトン戦ではPKを沈めてイングランドのトップリーグでの初得点を記録し、さらにその翌週にはウルヴズ戦でプレミアリーグ2ゴール目をマークした。シーズン終盤のリーグ戦14試合中13試合に出場し、そのうち11試合に先発している。

ヨーロッパの舞台でも、ノックアウトステージの全試合のうち2試合を除くすべてに出場し、5月にはビルバオでの決勝を制してヨーロッパリーグ制覇に貢献した。

Mathys Tel: All you need to know | Tottenham Hotspur
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