アルフィー・ディヴァイン
ディヴァインもまた、年齢の割に長くチームにいる印象を与える選手のひとりだ。8月初旬に21歳となるこのミッドフィルダーは、16歳でスパーズ・デビューを果たし、そのFAカップでのマリーン戦ではゴールも記録している。
元ウィガンの若手である彼は、昨季ベルギーのウェステルローにローン移籍し、実りあるシーズンを過ごした。この経験を経てホットスパー・ウェイに戻ってくる彼は、より成長した姿を見せてくれるだろう。
過去2シーズンのプレシーズンでも印象的なパフォーマンスを披露しており、今季もその再現を狙っている。もしフランクが彼を気に入り、チームに留める判断をすれば、スパーズでのチャンスがようやく訪れるかもしれない。
一方で、3年連続でローンに出されるようならば、彼のトッテナムでのチャンスが本当に訪れるのか疑問が残る。
アシュリー・フィリップス
ブラックバーンからの移籍から2年が経過したが、フィリップスはいまだトッテナムで公式戦デビューを果たしていない。2023/24シーズン前半、センターバックに負傷者が相次いだにもかかわらず、ポステコグルーの下では起用されなかった。
1月にはプリマス・アーガイルへローン移籍し、その後、ストーク・シティでもプレーした彼だが、今季も3年連続でローンに出される可能性がある。今夏は高く評価されるルカ・ヴスコヴィッチが加入し、センターバックの競争はさらに激化しているため、出場機会を得るのは厳しい状況だ。
まだ19歳とはいえ、このシーズンは彼のトッテナムでの将来を左右するターニングポイントとなる可能性がある。


