ヨハン・ランゲがトーマス・フランクに“驚くべき才能”を贈る可能性 – 今夏最初の意外な補強に

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トッテナムは将来を見据えて、ローマの逸材ニッコロ・ピジッリの今夏移籍に関心を示していると報じられている。

football.london/Rob Guest

この夏、トッテナムが再びプレミアリーグ上位争いに戻ることを目指す中で、彼らの補強戦略は非常に興味深いものとなりそうだ。昨夏は主に将来を見据えた若手選手をターゲットにしていたが、アンジ・ポステコグルーは解任前に、今回は経験豊富な選手が必要だと明言していた。

プレミアリーグに加えて、チャンピオンズリーグ、FAカップ、カラバオカップの戦いも控える今、そうしたレベルでの経験を持ち、そこでのプレーに慣れている選手の補強は、来年5月にトッテナムが目標を達成するための鍵を握ることになるかもしれない。監督人事が未確定だったことで、ヨハン・ランゲとクラブによる補強の動きはこれまで静かだったが、トーマス・フランクの就任により移籍話が本格化しそうだ。

ここ数日でトッテナム移籍が取り沙汰されている選手のひとりが、ローマのミッドフィルダー、ニッコロ・ピジッリである。報道によれば、スパーズはこの20歳の選手と基本的な契約について合意に至っているという。

では、ピジッリとは一体どのような選手なのか?これまでローマで彼を指導した監督たちのコメントを紹介する。

ジョゼ・モウリーニョ

「私は他のクラブでもたくさんの選手にデビューの機会を与えてきたが、ローマではその多くが、ここで育ち、父親や祖父と一緒にスタジアムに通っていた子どもたちだった。だからトップチームでプレーする機会を得たときの感動は格別なんだよ」

「彼にとってこれはスタディオ・オリンピコでの初ゴールであり、ヨーロッパリーグでの初ゴールでもある。しかも、彼がいつもスタンドで座っていた場所のすぐ下にあるゴールだ。本当に喜ばしい瞬間だった。私は泣いてしまいそうだったので、その場から走って去るしかなかったよ!」

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