ハリー・レドナップが物議を呼ぶアンジ・ポステコグルー解任の決断を下したダニエル・レヴィ会長を批判

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元スパーズの監督であるハリー・レドナップが、アンジ・ポステコグルー解任の決断について自身の見解を示した。

football.london/Tom Coley

アンジ・ポステコグルーのトッテナムでの運命は決まっていたとハリー・レドナップは考えており、その兆候は、先月のヨーロッパリーグ決勝後にダニエル・レヴィが公に支援を表明しなかった時点ですでに表れていたと述べている。金曜日、スパーズはオーストラリア人指揮官の解任を正式に発表した。

17年ぶりとなるクラブのトロフィー獲得にもかかわらず、ポステコグルーはプレミアリーグ17位という成績を理由に解任された。トッテナムは声明で、「取締役会は満場一致で、『ここで変化を起こすことがクラブの最善の利益にかなう』と結論づけました」と説明した。

トッテナムはさらにこう付け加えた。

「2023/24シーズンのプレミアリーグの好調なスタートの後、我々は直近66試合で78ポイントしか獲得できず、最終的にはクラブ史上最悪のプレミアリーグの成績で終えるに至りました」

「その一部には情状酌量の余地があり、負傷者の続出や欧州大会への注力という判断がありました。しかし今季のヨーロッパリーグ優勝がクラブ史上最大の瞬間のひとつである一方で、我々はその感情だけに基づいて判断することはできません」

「我々は複数の大会で競い合えることが極めて重要であると考えており、アプローチの変更が来季以降の成功への最も強力な道筋になると信じています。これは、我々がこれまでに下してきた中で最も困難な決断のひとつであり、軽率に、あるいは急いで下されたものではありません。これは『簡単な決断』ではなく、『今後の成功にとって最も正しいと信じる決断』です」

クラブは現在、新たな監督を探している。2023年の波乱の夏に、当初はアルネ・スロットをターゲットとしていたが、最終的にポステコグルーを招聘。そして今回、その後任をまた探すことになる。レドナップにとっては、もはやこの決断は不可避だったという。

「自分は絶対そうなると思ってたよ」

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