ヨーロッパ戦での懸念、イラオラとポチェッティーノの論点 – トーマス・フランクは次のトッテナム監督にふさわしいのか

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Lee Wilmot

ポステコグルーを解任したことに対して感じる問題は、彼の後任候補として挙がっている名前があまりにもパッとしないことだ。ダニエル・レヴィのメッセージは「我々は複数の大会で競い合える」というものだったが、それは今季ポステコグルーが、最終的には結実したとはいえ、ヨーロッパリーグを優先するという形で失敗した部分でもある。

トーマス・フランクにはヨーロッパでの経験がほとんどない。だが、誰しも最初の機会を誰かから与えられるものだし、それがスパーズになるかもしれない。

彼のフットボールは、トッテナムのファンの心をつかむスタイルだ。ハイテンポでポゼッション志向。彼がブレントフォードで素晴らしい仕事をしてきたことは明らかだ。

もしブライアン・ムベウモを一緒に連れてくるなら大歓迎だ!

イラオラがボーンマスに残るのであれば(そうなりそうだが)、そしてマウリシオ・ポチェッティーノがワールドカップ前にアメリカ代表を離れることがなさそうであれば、フランクが現状ベストの候補だろう。

評価:トーマス・フランクを任命すべき(消極的)

Amie Wilson

トーマス・フランクがブレントフォードで成し遂げた仕事は素晴らしい。そして、ファンとしては「小さなクラブ」の一員としてこういうのは嫌なのだが、彼には「ビッグ6」のクラブで自らを証明するステップアップのチャンスが相応しい。

彼のマネジメント能力を高く評価しているし、インタビューでの受け答えもいつも印象的だ。ただ気になるのは、彼がブレントフォードに長年関わってきたことで、クラブ自体が彼の働き方に合わせて構築されてきた点だ。トッテナムではそうはいかないだろう。

時に監督とクラブの相性が完璧に噛み合うことがあるが、別のクラブに移った途端にうまくいかなくなるケースもある。フランクにもそれが当てはまるかもしれない。

とはいえ、それでもトッテナムはリスクを取るしかないと思う。彼がブレントフォードで残してきた実績は見事であり、他クラブでも通用するか試すに値する。

評価:トーマス・フランクを任命すべき
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