ダニエル・レヴィがアンジ・ポステコグルー解任とトーマス・フランク就任について沈黙を破る

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ダニエル・レヴィはアンジ・ポステコグルーの職務を解く決断について、感情的に困難な判断だったと述べたが、それでもトッテナム・ホットスパーにとって正しい選択だったと考えている。

クラブの会長は、オーストラリア人指揮官の退任から10日が経った今、ようやく監督交代に関してコメントを発表した。今月初めに解任を公式発表した時には、レヴィ自身を含め、誰からのコメントもなかった。

その際のクラブ声明には、「ここで変化を起こすことがクラブの最善の利益にかなう」と取締役会は全会一致で結論を下したことのみ記されていた。その数日後にトーマス・フランクの就任が発表された際にも、やはりコメントは一切なかった。

その後、レヴィとクラブの新CEOであるヴィナイ・ヴェンカテシャムは共同インタビューに応じ、その模様はスパーズのYouTubeチャンネルに火曜にアップロードされた。動画の説明欄には、両者が「昨シーズン終了以降の主要なフットボール面での決定について語る」と記されている。 

「私はアンジにとても感謝しているし、彼を監督に任命したことに後悔はありません」

レヴィは語った。

「初年度に我々は5位でフィニッシュし、2年目には(ヨーロッパリーグで)トロフィーを獲得して大喜びした。ただ、我々はすべての大会で競争力を持たなければならず、変化が必要だと感じました」

「私は彼と非常に良好な関係を築いています。彼には『君は我々の歴史の一部であり続ける』と伝えました。(彼と)彼の家族はいつでも戻ってきて歓迎される存在です」

「これは私個人の判断ではなく、クラブとしての総意による決断です。我々はすべてのことを一緒に行っています。感情的には難しかったですが、クラブのためには正しい決断だったと信じています」

トーマス・フランクの就任については、会長は次のように語った。

「新しい監督を迎えるときは常に新たなスタートです。必ず異なるアイデアを持っていますからね。しかし、我々は昨季トロフィーを獲得した成功の上に、さらに積み上げていきたいと考えています」

「トーマスのことで私が特に印象に残ったのは、彼が非常に知的であること、優れたコミュニケーターであること、そして素晴らしい人間性を持っていることです。当然、他にも技術的に重要な側面は多々ありますが、この3点は際立っていました」

そして動画の締めくくりで、レヴィは次のように語っている。

「我々は欧州のトロフィーを手にしました。しかし、それだけでは不十分です。重要なのは我々がまだ達成していないことです。リーグ優勝が必要です。プレミアリーグを勝ち取りたい。チャンピオンズリーグを勝ち取りたい。勝利こそが我々の目標です」

Levy breaks silence on Tottenham's Frank appointment after sacking Postecoglou
Tottenham Hotpur news as Daniel Levy and Vinai Venkatesham have commented
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