かつてのフットボール部門マネージング・ディレクターで、現在もレヴィのコンサルタントとして関与しているファビオ・パラティチが、ポステコグルーの後任選定において大きな影響力を持つと見られている。
それがフランクであれ他の誰であれ、スパーズはこの夏、そして来季にかけて深刻なドレッシング・ルームの混乱に直面することになるようだ。
今週、ペドロ・ポロはポステコグルーの解任に関する憶測が自身に影響を与えたと述べ、チーム全体が彼に満足していたと主張した。ジェームズ・マディソンは、59歳のポステコグルーが「ヨーロッパリーグの成功を礎にクラブを構築できる」と語ったインタビュー動画に「いいね」を押している。
トッテナムで初のトロフィーを手にした後、キャプテンのソン・フンミンはこう語っていた。
「監督(ポステコグルー)がトロフィーを獲った。誰もやらなかったことをやったんだ…。見てくれ、決めるのは僕でも選手でもない。でも事実を見なければいけない。17年間優勝できなかった中で、今日ようやく勝った。それを成し遂げたのは監督なんだ。これからどうなるか、見守るしかないよ」
ソンは一部のチームメイトやスタッフに、今夏トッテナムを離れる可能性を示唆した印象を与えており、サウジアラビアからの関心があると見られている。
ディフェンダーのクリスティアン・ロメロもまたポステコグルーと親しかった選手であり、アトレティコ・マドリードが彼の獲得を望んでいる。
Telegraph Sport は4月に、トッテナムがヨーロッパリーグを制したとしてもポステコグルーの退任が避けられないと報じていた。
そして、ポステコグルーがトッテナムに2008年以来のトロフィー、さらには41年ぶりの欧州タイトルをもたらしたにもかかわらず、レヴィは監督交代を決断した。
トッテナムの公式声明には、ポステコグルーの解任を決定したことについてレヴィ本人の直接コメントは含まれていなかった。


