アンジ・ポステコグルーがスパーズから解任された。
football.london/Lee Wilmot
金曜、トッテナムがポステコグルーを解任したというニュースが報じられたのを受け、本人は声明を発表した。
マンチェスター・ユナイテッドに1-0で勝利し、スパーズがヨーロッパリーグのトロフィーを掲げたビルバオでの歴史的な夜により、17年ぶりのタイトルをクラブにもたらしたにもかかわらず、オーストラリア人指揮官は解任された。
スパーズはプレミアリーグを17位で終え、この成績がダニエル・レヴィ会長による「大鉈を振るう」ことへと繋がった。
ポステコグルーは、ニュースが流れて間もなく、自身のエージェント事務所「CAAベース」を通じて声明を発表し、N17での仕事に対する誇りを語った。
その声明の中でポステコグルーはこう述べた。
「トッテナム・ホットスパーの監督としての時間を振り返ると、私を支配する感情は“誇り”だ」
「イングランドの歴史あるクラブのひとつを率い、そのクラブがふさわしい栄光を取り戻す手助けをする機会を得たことは、生涯忘れられない経験となるでしょう。このクラブを心から愛する人々とその経験を分かち合い、それが彼らに与えた影響を目にすることができたのは、私にとって決して忘れられないことです」
「ビルバオのあの夜は、2年間の努力、献身、そして“夢”への揺るぎない信念の集大成でした。私たちは多くの困難を乗り越え、“不可能だ”と言われたことを成し遂げようとする中で生じるあらゆる雑音にも耐えてきました」
「また私たちは、このクラブが次の成功を得るのに17年も待つ必要がないような“土台”を築きました。この選手たちには大きな信頼を寄せており、彼らにはさらなる可能性と成長の余地があると確信しています」
「このクラブの命そのものであるサポーターの皆さんに、心から感謝を申し上げます。困難な時期もありましたが、彼らが私の成功を願ってくれていると常に感じていましたし、それが私に前進し続けるための大きなモチベーションになりました。日々私を支えてくれた、スパーズで懸命に働くスタッフの皆さんにも、ここで感謝を伝えたいと思います」
「そして最後に、過去2年間、毎日ともに過ごした皆さんに感謝します。今やこのクラブのレジェンドとなった若き選手たち、そして“特別なことができる”と一度たりとも疑わなかった素晴らしいコーチ陣。彼らこそが私の誇りです」
「私たちは永遠に繋がっています。Audere est Facere(挑戦なくして成功なし)」
