ヨーロッパリーグ制覇を成し遂げたトッテナム・ホットスパー。もしクラブがアンジ・ポステコグルーを続投させる意志があるならば、この夏、そのサポートが不可欠となる。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
日曜日、プレミアリーグ最終節でのブライトン戦は1-4の敗戦となったが、スタジアムはカーニバルのような雰囲気に包まれていた。その中でポステコグルーは、自身の将来が未だ不透明な状況にもかかわらず、クラブに対する明確な要求を口にした。
ロメロの残留は「絶対に必要」
まず、ポステコグルーは副キャプテンのクリスティアン・ロメロの残留が不可欠であると強調した。ロメロにはアトレティコ・マドリードからの関心が報じられ、自身も「ラ・リーガでプレーしたい」という意向を公にしているが、クラブとの契約はあと2年残されている。
今シーズンは怪我の影響もあり、リーグ戦26試合の出場にとどまったが、ヨーロッパリーグ決勝ではマン・オブ・ザ・マッチに選出されるなど、トロフィー獲得に大きく貢献した。
ポステコグルーは、唯一無二の存在である27歳のロメロと長期契約の締結を狙うべきだと信じている。
リーグで22敗目を喫したものの、水曜の夜のビルバオでの歴史的快挙を成し遂げたことで試合後にサポーターの称賛を浴びたポステコグルーは語った。
「ロメロはこのクラブにとって絶対に残すべき選手だ」
「彼はここ数週間、足の指の怪我を抱えて完全なコンディションではなかったが、それでも彼のプレーを見れば分かるはずだ。彼はワールドカップを制した男であり、“勝者メンタリティ”のを持っている」