最新の移籍報道に基づく、9つのビッグムーブ。
footballlondon/Kieran Horn
チャンピオンズリーグ出場権を手にしたトッテナムは、2025/26シーズンに向けて大規模な夏の補強が求められている。プレミアリーグでは17位に終わったが、マンチェスター・ユナイテッドを1-0で破ってヨーロッパリーグを制し、17年ぶりのトロフィーと共に欧州最高峰の舞台への切符を掴んだ。
数々の負傷が露呈させた中盤と前線の選手層の薄さは、今夏の補強戦略の中心課題だ。チャンピオンズリーグ出場による資金面の後押しもあり、補強の質を大幅に高めることが可能となる。
欧州最高峰の舞台でのプレー、そして世界屈指のスタジアムであるトッテナム・ホットスパー・スタジアムの魅力は、移籍を希望する選手たちにとって強力な説得材料となるはずだ。
現時点でクラブ・ワールドカップ前の早期に取引がまとまる可能性は低いものの、football.londonはこの夏に起こり得る主な加入・退団の動きを予測している。
エゼ、カルドーソ、シェルキが加入
チームにインパクトを与える目玉補強と、的確な選手層の補完が今回の目標。クリスタル・パレスのエベレチ・エゼは以前から有力候補とされており、今シーズン終盤の圧巻の活躍を考えれば最優先ターゲットとすべき存在である。
FAカップ優勝でヨーロッパリーグ出場権を得たパレスに対し、スパーズはさらに格上のチャンピオンズリーグ出場を武器に交渉を進める構え。移籍金は6,000万ポンドと見られるが、彼の実力を考えればそれでも十分に「バーゲン」と言える可能性もある。
また、リヨンのラヤン・シェルキも2,500万ポンドで獲得可能とされ、前線の多様性を加えるスマートな補強候補。マンチェスター・シティ、リヴァプール、ユナイテッドも関心を示す中、争奪戦となる可能性が高い。
