ジェームズ・マディソン:ただソニーへの愛の大きさを伝えたんだ [SpursOfficial]

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それは、すべてのスパーズ・ファンの心を揺さぶる瞬間であった。

ビルバオでの決勝、試合終了のホイッスルが鳴った直後─ピッチ上で抱き合うソン・フンミンとジェームズ・マディソン。ふたりの目には涙が浮かび、その想いは一つだった。成し遂げたのだ。そして、スパーズ加入から10年、ソニーはついにその手でトロフィーを掴み取った。数分後には、彼がヨーロッパリーグのトロフィーを高々と掲げる姿があり、それは祝福と歓喜の日々の幕開けとなった。

「試合後のピッチで少し話をして、ただ彼に“どれだけ君を愛してるか”って伝えたんだ。彼という人間をどれだけ尊敬してるか、そしてこの瞬間をしっかり味わって欲しいってね」

マディソンはヨーロッパリーグ準決勝ファーストレグ、ボデ/グリムト戦での負傷によりシーズンを早期終了していたが、その前のラウンドでは重要な役割を果たしていた。

「彼は、僕がこれまで出会った中で最も素晴らしい人間の一人だよ。本当に大好きなんだ。ビルバオでのあの瞬間、クラブのために、彼自身のために、あのトロフィーを掲げることができたことが、ただただ嬉しかったよ。彼はこのクラブに10年もいて、その夢を叶える瞬間を、僕が一緒に見届けられたことが本当に幸せだった」

「もちろんこれは僕らの“仕事”だけど、ひとりの人間として、あれほど素晴らしい男にはそうそう出会えないよ。彼が誰に対しても見せる思いやり、僕の家族に会うたびにかけてくれる優しさ、僕の子どもたちに対する接し方…ほんとうに素晴らしい人間だよ。彼のために、これ以上ないほど幸せな気持ちだね」

James Maddison on Heung-Min Son: “I just said to him how much I loved him” | Tottenham Hotspur
It was a moment to tug at the heart strings of all Spurs fans.
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