トッテナムのプレミアリーグ最終節、ブライトン戦を前にした記者会見で、アンジ・ポステコグルーが語った一語一句。
Rob Guest / football.london
プレミアリーグ最終戦を前に、アンジ・ポステコグルーがメディア対応を行った。日曜日のトッテナム・ホットスパー・スタジアムは、ヨーロッパリーグ優勝を祝う特別な午後となるだろう。
選手たちはすでに金曜日にノースロンドンの街をパレードした際、サポーターの前でヨーロッパのタイトル獲得の喜びを分かち合った。ポステコグルーもマイクを手に熱いスピーチを行い、その内容が今シーズン最後のプレマッチの会見でも話題となった。
優勝やパレードについての話題に加え、59歳の指揮官は負傷者情報、トレーニングの様子、そしてマティス・テルの去就についても言及した。
優勝おめでとうございます。祝賀ムードの中でチームを組めそうですか?
ありがとう。ああ、チームは組めるよ。若い頃は違ったんだが、年齢を重ねるごとに「こういった成果はちゃんと祝うべきだ」と強く思うようになったね。それが選手たちへの私のメッセージでもあったんだ。彼らがこの成果を勝ち取ったのだから、自分たちのやったことをしっかり実感してほしい。そして彼らの周りにいる人々も一息つけるようになる。何よりも、今後また険しい山を登ってもらうときに「なぜそれに取り組むのか」という理由になるんだよ。
まあ、選手たちはその言葉を文字通り受け止めて、ここ数日しっかり楽しんでくれたね。どんなパーティにも、ちょっと手に負えない家族の一員っているじゃないか(笑)。そういうヤツもいたが、別に悪い人間ってわけじゃないし、むしろ次のパーティにも必ず呼びたいような連中だよ。みんな元気だし、明日は問題ないね。
その中のエピソードを教えてもらえますか?
いや、それは内緒だ(笑)。でも、選手たちがちゃんと祝ってくれてよかったよ。本当に多くのことを乗り越えてきたわけで、それもまた「勝者のメンタリティ」や「絆」を作るプロセスの一部なんだ。試合のことやその後の感情、さらにはこの24~48時間の出来事、昨日のパレード…すべてが大事な要素だよ。