アンジ・ポステコグルーがヨーロッパリーグ決勝を見直さない理由と夏の移籍に関する示唆を明かす

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アンジ・ポステコグルーが、トッテナムのヨーロッパリーグ優勝や自身の将来、2025/26シーズンに向けての展望について語った。

football.london/Rob Guest

ビルバオでのマンチェスター・ユナイテッドとの決勝戦で、前半にブレナン・ジョンソンが決めたゴールが決勝点となり、リリーホワイツにとって17年ぶりのタイトルとなった一夜は、まさに記憶に残るものとなった。

ファンの多くがあのゴールを繰り返し見ているであろう中、ポステコグルーは試合を見返すつもりがないと語った。それは、自身の記憶をそのまま大切にしたいからであり、パフォーマンスの粗を探してしまうことで楽しい記憶が失われるのを避けたいという思いがあるという。

「いや、私はキャリアを通じてずっとそうしてきた。人に話しかけられて思い出すことはあっても、自分から思い返すことはあまりないんだ。キャリアの終わりが近づいたときに、自分がどこから来てここにたどり着いたかを振り返る時間ができるだろう」

「私はそういう瞬間を、完璧な形で心の中に残しておくタイプなんだよ。ビルバオでの試合も絶対に見返さないよ。これまでのキャリアでも、大事な試合を見返したことはほとんどない。なぜなら、見始めるとパフォーマンスの細かいところまで気になってしまうからだ。それはしたくないからね」

「私にとっては、あの夜は完璧な思い出であり、誰が何を言おうと関係ない。『良いプレーじゃなかった』なんて言われても気にしないよ。あの夜は永遠に自分の中で特別な夜として残る。そうして、それはその場所にとどめて、次の目標へと進むんだ」

「この26年、あるいはそれ以上の期間の歩みを辿れば、非常に珍しい道を歩んできたと言っていい。自分でも本当に幸運だったと感じているよ」

一方、決勝点で歴史に名を刻んだジョンソン自身は、シーズン中にファンから批判を受けていた。

「ブレナンは、私がここで築こうとしているものの象徴だ」

「重要なのはその人間性であり、困難から立ち直る力を持つ人物だ。彼は決して楽な道を歩んできたわけではない」

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