マティスは、FCバイエルンのチームメイトであるハリー・ケインやエリック・ダイアーというおなじみの名前にも触れた。2人は、このクラブで800試合に出場し、長くこのクラブに貢献してきた。
「彼らは、このクラブでプレーするのなら、すべてが揃っているしきっと満足できる。いいことだよね。毎日励み、学ぶ良い機会を与えてくれる。そう言ってくれたんだ」
そして、良き友人でありスパーズのチームメイトとなるウィルソン・オドベールからもシンプルなメッセージを伝えられていた。
「彼は僕に『来いよ、絶対に来いって』と言ったんだ。ウィルソンは友人で、彼と(ユースの)フランス代表で一緒にプレーしたことがあるんだ。彼は『来たほうがいいし、ここは素晴らしいチームだよ。すぐにわかるだろうね』と言った。彼とは良い友人なんだ。彼もパリ出身で、良い関係を築いているからね」
月曜の夜、ホットスパー・ウェイで初めて白のユニフォームに袖を通したマティスは、バイエルン・ミュンヘンからのローン契約にサインした。夏に完全移籍となる買取オプション付きだ。
続けてマティスは、このチームに何をもたらすことができるかを語った。
「僕はフィジカルが強く、スピードがあって、テクニックに長けている。毎試合、一瞬一瞬、魂を込めてプレーしているんだ。このチームにたくさんのエネルギーをもたらしたいね。自分が何をすべきか、チームに何をもたらすべきかわかっているよ」