1月の移籍マーケットでアンジ・ポステコグルーが下すべき大きな決断

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フルバック

スパーズのフルバックの状況は、デスティニー・ウドギがクラブの他のどのフィールド・プレーヤーよりも多くの時間をプレーしなければならなかったという事実に要約されている。その時間は1,207分である。

ポステコグルーはベン・デイヴィスを左サイドバックとは見なさず、センターバックとして起用としており、またヨーロッパリーグにジェド・スペンスを登録せず、代わりにフォースターをホームグロウン(協会育成枠)の最後のスポットに指名したという事実によって、このポジションの選手層の厚みはさらに悪化している。

それは、大腿四頭筋の手術を受けてプレシーズンの大半を欠場したウドギに過度に依存することを意味し、4,000万ポンドで新たに獲得したミッドフィルダーのアーチー・グレイが両サイドのフルバックとして起用とされている。

右サイドには最近新らたな契約を結んだジェド・スペンスがおり、グレイは昨シーズン、リーズの右サイドバックとして多くプレーしたので、そのサイドのカバーはできるが、スペンスが左サイドバックでのプレー頻度を増やさないかぎり、ポステコグルーは新たな左サイドバックを必要とするだろう。

トッテナムは、デイヴィスの契約終了に近づいているため、長期的にはウドギとポジションを争える本職の左サイドバックが必要になるだろう。

センターバック

ポステコグルーはこのポジションにクリスティアン・ロメロ、ミッキー・ファンデフェン、ラドゥ・ドラグシン、デイヴィスの4人の選択肢を持っている。しかし、今シーズンは4つの大会を戦っているため、1月にFAカップに参戦する前に、この選択肢はすでに限界に達しているように見える。

デイヴィスの契約は今夏終了に向かっており、技術的に見ても本職センターバックではないため、トッテナムは1月にこのポジションについて決断を下さなければならない。

夏の移籍マーケットの終了間際にポステコグルーに、エリック・ダイアーをラドゥ・ドラグシンを入れ替えたものの、昨シーズンにもう1人のセンターバックが欲しかったと認めていたことを伝えたとき、指揮官はその時、その考えを否定した。

「ノー、同じ状況ではないよ。ラドゥは我々にとって別の選手だと思うし、アーチーが加わり、当初は計画になかったかもしれないジェドがいるので、今は昨年とはまったく違う状況だと思う」

「もちろん、センターバックでも左サイドバックでもプレーできるベン・デイヴィスもいる。しかし、繰り返すが、それは規律の問題なんだ。ああ、我々は移籍マーケットで新たなセンターバックを獲得することはできるが、適切な選手がいなければ、そうするつもりはないんだよ。それだけだ。いや、これまでもそうだったし、これからもそうするつもりはない」

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