アンジ・ポステコグルーのイプスウィッチ・タウン戦を控えての記者会見 – ロメロとヴェルナーのコンディション、ロリスのコメント、アーセナルの改革

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選手たちに野望に限界を設けないようにするにはどのようにするのですか?

それは日々のプロセスであり、日々の取り組み方だ。毎日、トレーニングにやって来て向上することばかり考えていたら、それがどこへ向かうのかわかるかい?すでにそこに上限や目標を設定していると、目標が決まっているので毎日向上しようという野心は薄れてしまう。私は目標設定を信じたことがない。

先ほども言ったように、オーストラリアでコーチをしていたときに明確な野心を持っていたら、コーチとして最初の2年間でその野心を超えていただろう。私は自分の歩みの中でそれを実感しているんだ。そして選手たちも同じだよ。選手たち自身のストーリーを見れば、彼らが今いる場所に至るまでの経緯がわかる。その途中で、何らかの理由で成功できそうにないと感じた選手はたくさんいたはずだが、それでも彼らはここにいるんだ。

だから、人生での取り組みに制限するべきではないんだよ。私にとってはそれが日々のプロセスだ。だからこそ、私は最終的にどこにたどり着くかについては話していない。私が話しているのは、『昨日よりも今日の方が良くなり、それを続けよう』ということだ。それが継続的なプロセスであれば、やがて自分の限界がどこにあるかがわかるだろう。事前に決めるのではなく、正しい考え方を持ってから実現させるんだよ。

クルゼフスキをミッドフィールドにしたのも?

いや、特定の瞬間があったわけではない。前にも言ったと思うが、デキに関してはウイングのプレーの仕方が合わなかったんだ。彼のスキルではなく、むしろ彼のパーソナリティの問題だと思う。彼は常にボールに関与している方が試合に集中できる選手なんだ。彼を中央エリアに連れていけば、彼は常に集中できるんだよ。昨シーズン、彼がウイングでプレーしていたとき、ウイングのプレーでは常にボールに関与しているわけではなく、自分のポジションを維持するには規律が必要なんだ。

時にはボールを受け取れないことも、そのプロセスの一部となる。我々は、相手をピンチに陥れるために、ウイングをいつもの位置に置いている。彼がフラストレーションを感じていたわけではなく、ただもっとボールを触りたかっただけなのがわかったんだ。だから、昨シーズンの終わり頃、我々は彼を何度かインサイドでプレーさせたが、そのポジションで成長しているのがわかったんだ。

確かに、今年のプレシーズンの初めから、彼をインサイドに入れて成長させるつもりだった。そして彼はフィットし、成長している。それがカギだ。彼はただインサイドに入ったというわけではなく、実際に自分のプレーに取り組んでいる。相手を苦しめることができるエリアで、守備面のプレーにも取り組んでいるよ。ウイングでプレーするのとは少し違うからね。彼は楽しんでいると思うし、それが明らかに彼自身の成長に役立っている。

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