スパーズは今シーズンのプレミアリーグで16ポイントを獲得し、10位につけている。これまで11試合で5敗している。ヌーノ・エスピリト・サントは10試合で15ポイントを獲得した時点で解任された。当時のフットボールは間違いなくはるかに耐え難いものだったが、今シーズンのスパーズが90分間ずっと本当に良いプレーを見せたことは何回あっただろうか?
ニューカッスル戦では多くの時間で良いプレーを見せたが負けている。アーセナル、ブレントフォード、ウェストハム、アストンヴィラとの試合では良いプレーを見せた。レスターとブライトンとの試合では前半は良かった。
スパーズが今シーズンのプレミアリーグで無失点に抑えたのは2回だけだ。1回は悲惨な状態にあったエバートンが相手、もう1回は10人になったマンチェスター・ユナイテッドが相手だった。スパーズが最初から最後まで本当に素晴らしいプレーを見せたのは、今シーズンおそらくこの2試合だけだろう。
ポステコグルーのチームは良いプレーを見せたが、しかし一貫性を見出せなかった。そして、たとえ攻撃志向の監督であっても、守備の貧弱さは懸念材料となるはずだ。攻撃に集中しても、対戦相手より多くのゴールができるとは期待できない。相手チームは、必要なときに前進し、守るべき時間帯は守備に徹することに長けている。
スパーズは、いつも守備を中央に狭く絞りすぎて、相手のサイドの選手に広いスペースを残し、そこからチャンスを与えすぎている。
ポステコグルーは、私を含め、多くのスパーズ・サポーターから支持を得ているが、昨シーズンの喜びとそのフットボール・スタイルがもたらした興奮を経て、今シーズンはその支持が底をつきつつある。今は引き金を引く時ではない。他に誰がもっと良い仕事をしてくれるだろうか。だが、状況は確実に改善されなければならない。しかも、一刻も早くだ。