ポステコグルーのトッテナム在任中に何度か同じようなことが起きており、監督はそれを過去のものにする必要がある。前半で完全に試合の流れが止まろうが、後半の試合のコントロールを改善しようが、トッテナムは絶好の勝機を掴みながらポイントを落とし続けるわけにはいかない。さもなければ、ポステコグルーはトッテナム・ホットスパー・スタジアムで目標を達成することはできない。
前回のサウスコーストで起きたことを考えると、3ポイントと90分間の好パフォーマンスが理想的な回答だろう。
ミッドフィルダーの決定
ポステコグルーは、ブライトン戦の敗戦後、ウェストハム戦でいくつかのメンバー変更を加える可能性がある。その変更のひとつは、おそらくミッドフィールドで行われるだろう。
この1ヶ月間、ロドリゴ・ベンタンクールは非常に印象的なパフォーマンスを見せてきたが、ブライトン戦での彼のパフォーマンスは、その例から漏れてしまった。その結果、最近の試合でベンチ入りを余儀なくされていたイヴ・ビスマが先発メンバーに復帰する道が開かれるかもしれない。
ジェームズ・マディソンとデヤン・クルゼフスキは、現時点ではミッドフィールドのスターティング・メンバーとして確定しているため、ポステコグルーはベンタンクールとビスマのどちらを起用するかという決断を迫られている。このウルグアイ人にとって有利に働く可能性があるのは、現在、代表戦で出場禁止処分を受けているため、今回のインターナショナル・ブレイクをホットスパー・ウェイで監督と過ごせたことだ。
守備陣の警戒心
トッテナムは今シーズン、幾度もひどい形での失点を喫しており、ブライトン戦のダニー・ウェルベックの決勝点がおそらくそのリストのトップだろう。経験豊富なストライカーは、ペドロ・ポロとロメロの間を楽々とポジション取りし、至近距離からヘディングシュートでゴールを決めてみせた。
その試合でスパーズが許した他の2つの失点も非常にひどいもので、スパーズはそのような失点を排除しなければ、来年5月には大きな代償を払うことになるだろう。ポステコグルーとコーチ陣は、ウェストハム戦に向けてバックラインと緊密に連携し、プレミアリーグで同じ失敗が繰り返されないようにする必要がある。