アンジ・ポステコグルーのカラバオ・カップのマンチェスター・シティ戦を控えての記者会見 – オドベールの負傷再発、ソンのフィットネス、テンハグの解任

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この仕事をしているときに、雇用の安定性について心配したことはありますか?

私は簡単に言えば心配したことは一切ない。心配したとしても、おそらく自分の役割にふさわしい働きができないまま終わるだろう。現実には雇用の安定性は皆無なんだ。雇用の安定性がどのようなものかはわからないね。最近の監督の平均在職期間はどのくらいだい?

私が5年間このクラブにいると思っているなら、それはまずあり得ないだろう。そういったことを心配していると、少し無駄な努力をし、間違った理由で決断を下すことになる。前にも言ったように、私は永遠にここにいるわけではないことは理解しているが、そうであるかのように働き、クラブを成功に導く決断を下すまでだ。そこから逸脱すれば、必然的に、望むよりも早く終わりが来るだろうね。

監督の雇用の保障など存在しない。なぜなら、自分が正しいスタイルで正しい決断を下して勝ち取らない限り、全ての監督たちは監視される状況が常にあるからだ。だから、それが監督の役​​割の一部であることを理解しなければならないんだよ。

批判や監視は健全なことだと私は思うので、それが悪いというわけではない。妥当でない批判や監視でさえも有用だ。なぜなら、それが自分の仕事に対する決意を試すものだからね。誰かが自分の仕事に疑問を呈したことで揺らぐようであれば、それはおそらく自分がその仕事に信念を持っていないことを意味するんだよ。

ペップ・グアルディオラはマンチェスター・シティに9年間在籍し、もうすぐ10年目になりますが、スパーズやあなたが指揮を執る次のクラブでそのくらいの長期間にわたって在籍することがあると思いますか?

先ほども言ったが、私はそれが仕事を計画する方法なんだ。何を達成しても持続可能なものにしたいので、その基準で決定を下している。物事が正しい方向に進み続ければ、どこにいても自分がどれくらい長くそこにいるかわらない。

これまで私は成功した時期の後にチームを去ってきたが、前に言ったように、私が在籍したクラブでの成功期は、私よりも長く続いていた。それは重要だと思うよ。私がその鍵を握っているわけではないが、それこそが築き上げようとしていることなんだ。私が一つのクラブにどれだけ長く留まるかは、常に、クラブとの連携が取れているか、そこにまだ挑戦が残っているかによって決まる。そして、それが私が重視していることなんだよ。

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