ミッキーがAZでプレーしなかったことに驚きました。オランダ代表と彼の成長をどう見ていますか?
ミッキーに関しては、遅咲きだとは思うが、開花してからの成長は早いと言える。フォーレンダムでも、クラブは彼に確信が持てなかった時期があったと思う。彼が身体的に成長し、どんな選手なのかがわかったので、フォーレンダムでの彼の旅はとても速く進み、ブンデスリーガでの1年間で本当にうまく適応したんだ。
昨シーズン、プレミアリーグ1年目の彼は、我々チームにとって傑出した存在だった。もちろん怪我で少し離脱したが、常に成長し、成熟しているし、これから代表レベルでもっと影響力を持つようになると思う。彼は左サイドバックと左センターバックで数試合プレーしている。代表でプレーすればするほど自信がつくが、そこは順調に進んでいるよ。彼は我々のチームだけでなく、オランダ代表でも重要なメンバーになると確信している。
*AZのホーム・タウンであるアルクマールとミッキーの出生地であるウォルメルは近隣の街で、ユース時代にAZに所属
あなたのフットボール哲学はオランダのフットボールからどのくらい影響を受けていますか?
大きな影響を受けてるよ。私が初めてフットボールに夢中になったのは「トータルフットボール」の時代だった。そしておそらく「トータルフットボール」の頂点だった74年のワールドカップは、オーストラリアが初めてワールドカップに出場した大会でもあったんだ。午前2時に起きて、粗い白黒テレビを見て、オランダ人のフットボールに魅了されたものだよ。
ヨハン・クライフは多くの点で天才だと思う。フットボール選手としてだけでなく、フットボールの思想家としても、大きな影響を与えたね。それがオーストラリアのフットボールにも影響を及ぼし、次のワールドカップ(2006年大会)に導いてくれたフース・ヒディンクがいて、多くのオランダ人の監督がやって来たんだ。私の考えの大きな部分を占めているよ。私のハイラインについて話す人がいるが、1974年のオランダを見れば、私よりもさらに過激なことが分かるだろう。まだ道のりは長いんだよ。
FAの告発から外れると思いますか?
我々は罰金を科せられた。私ではなく、クラブがね。罰金を科せられたんだよ。
*ウェストハム戦の試合中のチーム(選手)の行動に対するFAの処分についての問答
では、罰金の処分は間違いだったのでしょうか?
我々は罰金を科された。私が言ったのは、最善を尽くしたと思うということだけだが、FAはそれが良い印象を与えないと判断し、罰金を科したんだ。