アンジ・ポステコグルーは、木曜の夜に行われるヨーロッパリーグのフェレンツヴァーロシュ戦で、プレシーズン中のような選手起用を試すかもしれない。
football.london/Rob Guest
今週、トッテナムはハンガリーに遠征し、ヨーロッパリーグでフェレンツヴァーロシュと対戦する。ラドゥ・ドラグシンのレッドカードにより83分間を10人でプレーしたにもかかわらず、カラバフに3-0で勝利したトッテナムは、新たなフォーマットが導入されたヨーロッパリーグでさらなる優位に立つために、敵地で連勝を狙っている。
先週木曜日のホームでのカラバフ戦と同様に、アンジ・ポステコグルーは、日曜日に控えるブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンとの厳しいアウェイゲームを見据えて、おそらく何人かの主力選手をローテーションさせるだろう。スパーズの監督は、ピッチ上の特定のポジションで選択肢が限られるように見えるが、ディフェンスは間違いなくその一つだ。
カラバフ戦で退場処分を受けたドラグシンは、1試合の出場停止となるためこのブダペストでの試合には出場できない。クリスティアン・ロメロは、カラバフ戦で出場停止だったものの、今週にトッテナムのヨーロッパリーグのチームに復帰できる。
ワールドカップを制したアルゼンチン人は、ポステコグルーの守備陣が不足しているため、先発メンバーに名を連ねる可能性が高い。ミッキー・ファンデフェンはカラバフ戦でフル出場し、日曜日のマンチェスター・ユナイテッド戦でも81分間プレーしたため、先発メンバーに名を連ねるかどうかは疑問が残る。
試合後の記者会見でポステコグルーは、オールド・トラフォードでオランダ人を交代させた理由について、カラバフ戦で「我々が想定したよりも長くプレーしたからだ」と語った。今週のフェレンツヴァーロシュでのアウェイゲームは、トッテナムがファンデフェンを酷使して負傷させることだけは避けたいため、休息を与える絶好の機会となるかもしれない。
ファンデフェンに休養を与えた場合、カラバフ戦でセンターバックを務めたベン・デイヴィスが先発メンバーに加わる可能性が出てくる。このウェールズ人は、日曜日のオールド・トラフォードでのベンチ入りメンバーからも外れたが、今シーズンここまで限られたプレー時間しか与えられていないことから、先発に復帰してプレー時間を得ることは確実だ。
しかし、マンチェスター・ユナイテッド戦でデスティニー・ウドギがハーフタイムで交代したことを受けて、デイヴィスが本来の左サイドバックの役割でプレーする可能性もある。イタリア代表ディフェンダーは大腿四頭筋に痛みを感じ、ハーフタイムに交代したが、トッテナムはそのダメージのリスクを冒したくなかった。
ジェド・スペンスは後半にその代役を務めたが、この万能なフルバックはヨーロッパリーグの登録メンバーから漏れたため、ハンガリーでの試合には出場できない。ウドギに休息が与えられるなら、もう1つの選択肢はアーチー・グレイを左サイドバックとして起用することになる。
