開幕戦のレスター戦で引き分けの原因となった失点につながり掛けたミスの後、ピッチ上でグリエルモ・ヴィカーリオが若手であるルーカス・ベリヴァルを激しく非難していた。
Evening Standard/Dan Kilpatrick
2月にトッテナムへの移籍がきまり、この夏にチームに合流した若手ミッドフィルダーのルーカス・ベリヴァルは、レスターでのデビュー戦でゴールキーパーから大声での叱責を受けたが、その後ヴィカーリオとの仲を修復したと明かした。
ベリヴァルはレスターと1-1の引き分けに終わったキングパワー・スタジアムでの開幕戦で78分にベンチから出場した。
18歳のベリヴァルは試合残り1分でペナルティ・エリアの端でボールを奪われ、スパーズのピンチを生み出してしまったが、ヴィカーリオに巧みなセーブでこれを逃れ、激しい叱責を受けた。ヴィカーリオはその後、それが一線を越えたものだったとベリヴァルに謝罪したことを明らかにした。
そして今回、代表ウィーク中のベリヴァルはスウェーデンのメディア「Aftonbladet」のインタビューでその件について語った。
「少し悪いことをしてしまうことだってあるし、もっと良いことをすることだってあるんだ」
「僕らは1-0でリードし、かなり楽にそのリードを保てる展開だった。失点して1-1になって、そしてあれ(自陣でボールを奪われた)が起こったんだ」
「今は落ち着いているよ。僕らはそのことについて話し合ったんだ。ヴィカーリオは、激しい感情が起こったりするって言ってたよ」
夏にスウェーデンのユールゴーデンを放れ、スパーズに合流して以来、スパーズでステップアップしたことについて、ベリヴァルは次のように付け加えた。
「ここにいる選手たちや、対戦するチームのクオリティだね」
「どこでも信じられないほどのクオリティなんだ。多くのミスをするのはもちろん、少しのミスだってまったく許されないんだ。常に準備を整えていなければならないんだよ。どこでプレーしても同じだけど、ここでは(ちょっとしたミスで)大きな罰を受けやすくなっているんだ」