主力が欠場するアーセナルだが、スパーズの監督は、選手たちにアーセナルを過小評価しないよう警笛を鳴らしている。
Evening Standard/Dom Smith
アンジ・ポステコグルーは、ノースロンドン・ダービーに向けてアーセナルの戦力が落ちたことで、トッテナムの選手たちが気を緩めればアーセナルに「しっぺ返しを喰らう」と警告した。
ミケル・アルテタ率いるアーセナルは、日曜日にデクラン・ライスと新加入のミケル・メリノが欠場する。ライスはブライトン戦で物議を醸したレッドカードで出場停止となり、メリノはトレーニング中に不慮の怪我を負った。
さらにマルティン・ウーデゴールは、ノルウェー代表のキャプテンとしてオーストリア戦に臨んだ月曜の夜、足首を負傷したが、出場できるかどうかは後日判断となる。
しかし、ポステコグルーは、相手の主力の不在がスパーズにとって楽な展開につながるとスパーズの選手たちが考えないようにと強調している。
「彼ら(アーセナル)が2人の選手(ライスとウーデゴール)に頼っていると考えるなら、それはとんでもない罠だ」
「2人の重要な選手だが、昨シーズンの我々はキープレーヤーが欠場していたにもかかわらず、重要なパフォーマンスを発揮することができた」
「アーセナルのようなチームは、過去2シーズンで非常に安定したプレーを続けており、どんな穴も埋めることができる。彼らの選手層には質の高い選手がいる。我々にとって重要なのは、自分たちのパフォーマンスに集中することだ」
「我々が良いプレーをすれば、そして最初の3試合では確かに良いプレーをしていたが、両方のボックスでもう少し冷静になれれば、我々はどのチームにも対抗できる。週末に考えなければならないのはそこだけだ」
さらにオーストラリア人はこう付け加えた。
「相手が弱体化していると思って試合に臨めば、我々は罰を受けることになる。相手が非常に強いと思って臨めば、実際そうなるだろうが、我々はベストを尽くさなければならない。ベストを尽くし、できる限りのフットボールをすれば、彼らに対抗できると分かっている」