「私が築こうとしているものに関して言えば、外部からの雑音は、それが正当なものであろうとなかろうと、自分がやろうとしていることの大きな妨げになると思っている。物事がうまくいっているときもうまくいっていないときも、その外部からの雑音に惑わされてはならないということを私はこれまでに学んでいる。自分がやるべきだと思うことを見据え、物事がうまくいっているときもうまくいっていないときも、外部からの雑音に惑わされてはならない」
「私の人生の多くの部分で、実は私はあまり規律正しくないんだ。特に食事に関してはね。でもフットボールに関しては本当に規律正しくやっている。自分がやらなければならないと思うことから私を引き離すものは何もない。私は本当に気にしてないんだ…気にしないよ…でも、それ(雑音)を自分の空間に持ち込まない」
「それは単に自分が住んでいる世界と、自分が情報を得る場所に関するものだ。自分に近い人々は重要だ。だから私は、仕事環境では私を理解し、それを理解してくれる人たちに囲まれるようにしている。彼らが我々が達成しようとしていることを明確に理解し、フットボール以外のことに気を取られないようにしている」
「繰り返すが、自分にとって必要なフィードバックや情報を得るのは、自分の周りにいる人たちからだ。 26年間のキャリアで培った、かなり閉鎖的な世界が私の周囲にあり、どんな雑音からも自分を隔離できるんだよ」
トッテナムは今シーズン、週半ばのカップ戦まで全体的に好パフォーマンスを披露しているが、結果はそのパフォーマンスに見合っていない。ポステコグルーは、この苦戦がトッテナムで5年ぶりにフルシーズンを指揮した監督として、ノースロンドンのクラブ全体にもたらした変化の一部だと考えている。
「私は流れを無視して、ただ漕ぎ進めるよ。他の人も同じように感じるかもしれないし、そう感じたとしても、それは何も悪いことではない」
「この苦戦を受け入れる必要がある。すべてが完璧にうまくいくだけでは成功は得られない。袖をまくって進み続けるしかないときもあるんだ」
「それが潮流に逆らって進むことであろうと、丘を駆け上がることであろうと、風に逆らって進むことであろうと、どんな比喩を使っても構わない。それは素晴らしいことなんだ。それが必要なんだよ。しかし、私はそれ(雑音)が何の助けにもならないと思うので、それを無視する。私にとって最良のプロセスは、我々が望む場所に到達するために何をする必要があるかに冷静に焦点を合わせ続けることだ」
「すべて同じだよ。それは私のキャリアの中で一貫しているが、私は自分が特別な場所にいるとは思っていない。私はよく成功のストーリーを見せて欲しいと言われるが、そこで私は苦難の道を見せるよ、と言い続けている。それは私に特有のものではなく、普遍的なものだ。人々は苦労を忘れて結末の部分だけを見るが、誰もがそれを経験する必要があるんだ」
「決意、信念、やるべきことすべてを試す時期なんだ。これは私がこれまでやってきたことと何ら変わらない。まったく同じプロセスだよ」