今シーズン、トッテナムの若手2選手は、アンジ・ポステコグルーのもとでさまざまな大会で十分なプレー時間を確保できる可能性が高い。
football.london/Alasdair Gold
9月は試合が目白押しで、トッテナムの他の選手がチャンスを逃しているため、クラブのアカデミーで最も有望な2人の若手選手に出場するチャンスがある。
アンジ・ポステコグルーは、ウィル・ランクシアとマイキー・ムーアの今夏のプレシーズン中の活躍、そして昨シーズン後半のムーアの活躍に感銘を受けている。今月はヨーロッパリーグとカラバオカップの試合が始まる予定で、スパーズの若手2選手はファーストチームでプレー時間を得ることになるのは確実だ。しかし、他の選手の苦戦により、今月は当初予想していたよりも多くのプレー時間を確保し、そのチャンスが加速する可能性がある。
ランクシシアは、ウェイン・バーネット率いるU-21スパーズがプレミアリーグ2のタイトルとそれに続くプレーオフで優勝した昨シーズンを通じて32ゴールを挙げるなど、実りあるシーズンを過ごした。この19歳のストライカーは夏にトップチームに招集され、すぐにトレーニングとプレシーズン・マッチの両方でその活躍によってポステコグルーとコーチ陣を驚かせた。
元シェフィールド・ユナイテッドの若者は、ハーツやチームKリーグを相手にゴールを決め、ホールド・アップ・プレーも見せ、すぐにデイン・スカーレットやアレホ・ベリスを追い抜き、トッテナムがランクシアをローン移籍で獲得したいと申し出た一連のクラブからのオファーを断ることとなった。
先月17歳になった際に3年間の契約を新たに結んだムーアは、昨シーズンすでにポステコグルーの目に留まり、マンチェスター・シティ戦でわずか16歳にしてプレミアリーグ・デビューを果たし、次のシェフィールド・ユナイテッド戦でもベンチ入りした。その後、このウィンガーは夏のプレシーズンでも活躍し、ハーツとヴィッセル神戸戦で得点し、QPR戦ではアシストを記録した。
現在、この2選手はファーストチームの一員とみなされているが、可能な限りU-21スパーズにも出場する。トレーニング・グラウンドで2人はファーストチームの受付を通過せず、アカデミーの受付を行き来している。これは、クラブで成長中の若者にとって通過儀礼となっている。
先週のブリストル・ストリート・モーターズ・トロフィーのグループステージでブリストル・ローバーズと対戦したU-21スパーズでは、この2人が試合の主役を務め、ムーアは1ゴール、2アシストを記録。一方、ハムストリングの軽傷で退場する前に見事なゴールを決めたランクシアは、2週間で復帰する予定だ。
この負傷はタイミングが悪かった。ドミニク・ソランケとリシャルリソンが負傷で欠場したため、この10代のストライカーが万全であれば、日曜日のニューカッスル戦でベンチ入りしていた可能性が高いからだ。トッテナムは多くの動きを締めくくる決定力のあるストライカーを切望しており、ランクシアはボックス内で必要なポジションに就いていただろう。
