トッテナム・ホットスパーの監督は、若手選手の一人にInstagramのアカウントを無効化するよう強要したソーシャルメディアの荒らし行為を非難した。
football.london/Alasdair Gold
トッテナムのアンジ・ポステコグルーは、ブレナン・ジョンソンにInstagramのアカウントを無効化するよう強要したソーシャルメディアの荒らし行為を非難した。
昨シーズン、23歳のジョンソンは5000万ポンドでノッティンガム・フォレストからスパーズに移籍し、同クラブでの最初のシーズンでプレミアリーグ35試合で15ゴールに関与し、5ゴール、10アシストを記録した。ウェールズ代表アタッカーは、今月のニューカッスル・ユナイテッド戦でベンチから出場し好パフォーマンスを披露した以外は、今シーズンの最初の4試合でまだ調子を取り戻していない。
ジョンソンは過去1年間、ソーシャルメディアで荒らし行為の標的にされており、Instagramではフォローしている人以外が自分の投稿にコメントする機能を制限した。しかし、それは誹謗中傷を完全に排除することはできない。例えば、ユーザーがプラットフォーム上で迷惑なダイレクトメッセージを送信することを防ぐことはできず、そのメッセージは別のフォルダーに保管されている。
日曜のノースロンドン・ダービーでアーセナルに敗れた後、この若きアタッカーはアカウントを完全に停止。この一連の騒動について、ポステコグルーはソーシャルメディアでの誹謗中傷が昨今のフットボール選手にとって当たり前のことになっているかと尋ねられた。
「そうではないことを願っている。そういうことをすべて当たり前にしてしまうのが嫌なんだ」
「私はもう長くやってきているし、プレーしているときもかなり批判されたが、それはたいていスタンドでのことであり、試合が終われば家に帰る。試合に来た人は、自分のプレーがうまくいっていないと少しイライラし、かなり直接的なフィードバックをくれる。私はそういうことをすべて経験した」
「あなたは、おそらく今少し自信を失っている若い選手のことを話している。物事はうまくいっていないが、彼は毎日ここに来て、一生懸命働き、フィードバックを求め、すべてを正しくやっており、自分がなりたい選手になるために一生懸命努力している。そういった行為は彼をとても苦しめているんだ」
「彼は街に出て何食わぬ顔で歩いてるわけじゃないんだ。では、彼の罪は何か?彼の罪は、人々が期待するレベルでパフォーマンスしていないことだ。プロのフットボール選手として、それについて批判を受けることは覚悟しなければならない。それは成長の一部だ。まだ若い選手で、ブレナンにはもっと多くの可能性があると思う」