ウィルソン・オドベールのバーンリーからトッテナムへの移籍は、今後、スパーズの2人の選手に影響を与える可能性がある。
football.london/Rob Guest
アンジ・ポステコグルーのトッテナムは、プレミアリーグの2024/25シーズンに向けて、ウィンガーの選手層がかなり厚くなっている。すでに多くのサイドのオプションを誇るクラブは、金曜日の朝、チャンピオンシップのバーンリーからウィルソン・オドベールを獲得し、新たなチーム戦力を加えた。
事前にトッテナムへの移籍についてはほとんど話題にあがらなかったこの移籍は、まったく予想外の出来事だった。19歳のオドベールはノースロンドンのクラブと5年契約を結び、タンギ・エンドンベレが空けた背番号28を背負う。オドベールは、ターフ・ムーアから移籍金2500万ポンドと出来高最大500万ポンドで移籍となった。
昨シーズン、このフランス人はイングランドのトップリーグでクラレッツに所属し、29試合に出場して3ゴール、3アシストを記録しており、プレミアリーグには馴染みがある。この10代の選手が出したスタッフは、おそらくそこまで目を引くものではないが、リーグ内で苦戦を強いられたバーンリーでプレーしていたこと、そしてプレミアリーグでの過酷な残留争いの経験はオドベールにとってプラスにしかならないことを忘れてはならない。
オドベールは、チャンピオンシップのシーズンが開幕した週末のルートン・タウン戦でバーンリーのゴールを決め、4-1の勝利に貢献。そのスピードとクオリティを証明した。これがランカシャーのクラブでの最後の出場となり、4日後にトッテナムへのサプライズ移籍が決定した。
オドベールがN17に完全移籍したことは、マノル・ソロモンにとって悪いニュースとなりそうだ。昨シーズンはわずか6試合の出場にとどまり、膝の負傷のよる離脱からプレシーズンでようやく復帰したこのイスラエル人の夏のプレシーズン・マッチでのプレーも、そこまでアピールできるものではなかった。
プレシーズン・マッチのここ3試合で出場機会がなかったソロモンは、今シーズンはマイキー・ムーアとオドベールよりも低い序列に位置する見込みだが、レギュラーとしてプレーするには、今月中に移籍するのが最善の選択肢になりそうだ。オドベールの移籍は、さらにティモ・ヴェルナーにも影響を及ぼす可能性がある。
