現在ハムストリングに軽度の負傷を抱えているランクシアは、インターナショナル・ブレイク後に復帰する予定で、今シーズンはポステコグルーのファーストチームのメンバーに残ると予想されており、ファーストチームでの仕事量に応じて、コンディションを保つためにU-21スパーズでたまにプレーするかたちとなりそうだ。
17歳のマイキー・ムーアも同様だ。彼はプレシーズン中にトップチームで活躍し、今シーズンはポステコグルーのチームの一員として、先週のブリストル・ストリート・モーターズ・トロフィー*でランクシアと共にプレーしたように、U-21スパーズの試合に時々出場することになる。2人ともそのブリストル・ローバーズ戦で得点し、ムーアは圧倒的なパフォーマンスで2アシストも記録した。
*ブリストル・ストリート・モーターズ・トロフィー:別名「EFLトロフィー」。リーグ1(イングランド3部)、リーグ2(イングランド4部)のトップチーム全48チームと、プレミアリーグのU-21の16チームがグループステージとノックアウトステージで対戦する。8/21にU-21スパーズはリーグ1のブリストル・ローバーズと対戦した。
U-21アイルランド代表のゴールキーパー、ジョシュ・キーリーは、昨シーズンのバーネットへのローン移籍後、さらにシニアレベルでのプレー時間を増やしたいと考えている。現在、彼をフットボールリーグに引き入れることに最も関心を持っているクラブはレイトン・オリエントだ。
水曜日に19歳になるミッドフィルダーのタイリース・ホールは、金曜日の夏の移籍マーケットの期限までに、適切なクラブがプレー時間を保証してくれるならローン移籍が可能で、スパーズはリーグ1以上のチームを希望しているようだ。
このティーンエイジャーは昨シーズンの途中にU-21スパーズにデビューし、その後シーズン後半にトッテナムが再び負傷者を出した時期にポステコグルーのファーストチームに加わり、5月のプレミアリーグのマンチェスター・シティ戦ではベンチ入りした。
ホールはプレシーズンの序盤にファーストチームで数分間プレーし、日本と韓国へのツアーにも参加したが出場はなかった。この若者は今シーズン、U-21で好調なスタートを切り、チェルシー戦の90分間のプレーで2ゴールを決めた。ホールの成長を促す適切なローン先が見つかれば移籍が実現するだろうが、そうでない場合は引き続きU-21スパーズの主力選手としてプレーし、1月に状況を再検討することになる。
今シーズンのU-21スパーズははるかに厳しいシーズンを迎えることになるが、選手をファーストチームに投入するか、フットボールリーグで定期的にプレーするためにローン移籍して真剣勝負の場でキャリアのチャレンジに臨むことこそがアカデミーの若手にとって最重要な成長の環境である。