オリヴァー・スキップは、月曜日のプレミアリーグ開幕に向けてアンジ・ポステコグルーがチームのリビルドを続ける中、トッテナムを完全移籍で去ることになる。
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レスター・シティは、トッテナムとオリヴァー・スキップの契約に合意した。23歳のスキップは、キングパワー・スタジアムへの完全移籍を完了する前に、日曜日にメディカル検査を受ける予定となっている。
スパーズがレスターから受け取る移籍金の総額は2000万ポンドを超えるとfootball.londonは理解している。この契約は、移籍に関与するすべての関係者にとって、良い取引だとみなされている。
昨シーズン、スキップはアンジ・ポステコグルーのもとでプレー時間を得ることに苦労した。全公式戦で24試合に出場したが、主に交代での起用であった。実際、スキップがプレミアリーグで先発出場したのはわずか7試合だった。
トッテナムのアカデミー出身のスキップは契約があと3年残っている。スキップはトッテナムのヨーロッパリーグで「クラブ育成枠」の選手として登録できる唯一のフィールド・プレーヤーだが、彼にはプレー時間が必要であり、アンジ・ポステコグルーもその退団を承認している。
トッテナムはヨーロッパリーグの登録メンバーに空きを残すか、すでに21歳以下の選手が登録できるBリストに名を連ねているマイキー・ムーアのような若手を登録する必要がある。2018年にトップチーム・デビューを果たして以来、スキップはクラブで106試合に出場し、2020/21シーズンはノリッジにローン移籍し、チャンピオンシップで47試合に出場した。
トッテナムは月曜日にプレミアリーグ開幕戦でレスターと対戦するが、キックオフ前にフォクシーズへの移籍が成立したとしても、今週末の試合の登録締め切りが金曜日の12時だったためスキップは出場できない。
スキップはレスターで元スパーズのチームメイト、ハリー・ウィンクスと再会する。昨年夏に1000万ポンドでイースト・ミッドランズに移籍したウィンクスは、2023/24シーズンにフォクシーズで活躍し、古巣スパーズとの対戦ではミッドフィールドでプレーすることが期待されている。
一方、ジェームズ・マディソンは、2023年6月にレスターからスパーズに4000万ポンドで移籍した後、キングパワー・スタジアムに初めて凱旋する予定だ。マディソンは昨シーズン、トッテナムでのキャリアで好調なスタートを切ったが、負傷から復帰した後、シーズン後半は苦戦していた。