トッテナム・ホットスパーは、評価が高い若手ウィンガーのマイキー・ムーアの将来を確保した。
Athletic/Jack Pitt-Brooke
16歳のムーアは、トッテナムと初のプロ契約に合意した。この契約は、彼が17歳になる週末の日曜日に締結され、その後発表される予定だ。
トッテナムは、ムーアの才能とパフォーマンス、そして他クラブからの彼への関心を考慮し、17歳になる選手としてはクラブで史上最大級となる年俸を提示した。
FIFAの規定で18歳未満の選手に認められている最長の3年契約にムーアは合意した。
昨シーズンの終わりに初めてトッテナムのトップチームに加わり、プレミアリーグで2試合後半に交代出場したムーアは、5月14日のマンチェスター・シティ戦でプレミアリーグに出場したトッテナムのクラブ史上最年少選手となった。
その後、プレシーズンでアンジ・ポステコグルーのチーム戦力の一員となり、ハーツ、ヴィッセル神戸、ユースの日本代表を相手に得点を挙げている。
ヴィッセル神戸戦の後にポステコグルーは次のように語った。
「マイキーを登用して以来、素晴らしい活躍を見せているね」
「現時点では招集メンバー入りを果たしている。昨シーズン末に登用したんだ。トレーニングで彼が非常にうまくやってくれているのがわかったので、ファーストチームでプレーすることができたんだ。そして、それはプレシーズンのトレーニングでも同様だった。彼はここまですべての試合で好調だったね」
「我々にできるのは、彼が成長し続ける環境を与えることだ。昨シーズンは怪我をしたわけだし、まだ16歳だということを忘れてはいけないが、これからがとても楽しみだよ」
今夏、ムーアはギリシャで行われたU-17欧州選手権でイングランド代表としても活躍し、優勝したイタリアに準々決勝でPK戦で敗退するまでに4ゴールを挙げた。