U18アメリカ代表でプレーし、U21イングランド代表にも招集されたことのあるオースティンは、プレシーズンで驚異的なセーブを披露することで確かにそのチャンスを活かしている。
football.londonは、ソウルにてトッテナムのグローバル・フットボール・デベロップメント・コーチたちと共に、Make-A-Wish Koreaの子供たちとのセッションに参加しているオースティンにインタビューし、最近の試合でのその決定機阻止の瞬間について話を聞いた。
「それらのセーブをして、自分ができることを見せるのは素晴らしいことだ。できる限りそれを続けたいと思っているし、与えられた機会に対して毎回準備ができていることを示したい」
「プレシーズンでのプレーが本当に楽しかったし、シーズン中ももっと多くの仕事ができるように頑張り続けたいと思っている。その機会が来たら準備ができているように鍛えているんだ」
ポステコグルーのシステムでは、ゴールキーパーもパスを出す能力が求められる。相手のプレスを突破するために近くの選手へ短く素早くパスを出す必要があり、これはオースティンが得意とする部分であり、オーストラリア人監督に好印象を与えることに役立った。
「僕は得意なんだよ。ボールを持った時のポゼッション・フェーズに関与するのが好きなんだ。そこから攻撃をセットアップし、チームを整えるのに役に立てると思う」
「監督がゴールキーパーにもプレーに関与させたいというのは分かると思う。良いことだ」
「僕たちのゲームに対してまた一つ異なるレイヤーを見せることができる。毎日のトレーニングで取り組んでいることなのですべてが改善でき、取り組むべき部分だと思うよ」
ロリスがクラブの主力となってほぼ10年を経た後、長年クラブに在籍しているオースティンはこの1年間でヴィカーリオと共にトレーニングに励んできた。彼ら2人はどのように比較されるのだろうか?
「どちらも素晴らしいゴールキーパーで、両者から多くを学ぶことができたので、比較するのは難しいね。でも、両ゴールキーパーと一緒に仕事ができ、多くを学べることに感謝している」
「それぞれが非常に高いプロフェッショナルであり、ピッチ外でのリーダーシップやパフォーマンスにおいても、それぞれがポジティブな要素を持ち込んでくれる」
「ヴィカーリオは素晴らしいよ。もちろん昨シーズンを見た通りトップ・プロフェッショナルであり、トップ・ゴールキーパーだ。一緒にトレーニングするのが毎日楽しいし、ゴールキーパーのグループ全体がエキサイティングだね。ここで築いているものが、ゴールキーパーの部門とチーム全体としてポジティブだと本当に思うんだ」