トッテナムで長年活躍するゴールキーパーに、新たな長期契約にサインしたこれから先の将来について話を聞いた。
football.london/Alasdair Gold
25歳のブランドン・オースティンは、アンジ・ポステコグルーとの会話がトッテナム・ホットスパーに将来を捧げる決め手になったと語っている。
この25歳のゴールキーパーは、長年にわたり裏方として働き、クラブ内では優れたキーパーとして高く評価されていたが、トップチームの公式戦での出場はなかった。オースティンはデンマークのヴィボーやアメリカのオーランド・シティでローン移籍中にファーストチームでの経験を積み、最近のシーズンでもウーゴ・ロリスやフレイザー・フォースターの怪我によりベンチで出場準備を整えていたが、実際に出場することはなかった。
今夏で契約が終了する予定だったため、オースティンが他のクラブで新たなチャレンジをするのか、それともトッテナムで短期の契約を結ぶのかについては疑問が投げかけられていた。しかし、最終的にはクラブが彼への信頼を示し、5年間の長期契約を提示した。
トップチームでの公式戦に出場する機会がないまま9年間在籍しているクラブと、さらに5年の契約を結ぶことを決断するのは難しいことだったのだろうか?
「ゴールキーパーのキャリアはすこし違うと思うんだ」
「ゴールキーパーとしてまだかなり若い方だし、クラブで築いているものや監督との会話、日々のトレーニングでの活動が非常にエキサイティングでポジティブなもので、僕もその一員になりたいと思ったんだ。ここで自分自身が適応でき、クラブにポジティブな影響を与え、成功をもたらす手助けができると本当に感じている」
「もちろん、その契約を提示されて、去就の整理がついたことは嬉しいね。今後の数年間が楽しみだよ」
控えゴールキーパーのフォースターは、今年2月のトレーニング中に足を骨折して以来、まだ復帰できていない。元イングランド代表で経験豊富なゴールキーパーは当初2ヶ月間の離脱が予想されていたが、6ヶ月経った今も復帰できていない状況だ。ホームグロウンのオースティンとの長期契約は彼が公式にヴィカーリオに次ぐ二番手に昇格することを意味しているようだが、現時点ではまだその序列は不明のようだ。
「監督がどのように判断するかを見守るしかないと思う。まだプレシーズン中で、怪我もあるから、何がどうなるかはっきりしないね。自分のことに集中して、トレーニングで一生懸命働き、与えられた機会を掴むことが全てだよ」