「選手たちもその恩恵を受けていると思うので、彼がベストの状態でプレーしていることは我々にとって重要だ。彼がいるからこそ、我々はもっと良いチーム、もっと危険なチームになれるんだ。そんな彼の姿を我々が目の当たりにできることを願っているよ」
ポステコグルーは世界中のクラブで就任から2年目にトロフィーやタイトルを獲得したが、トッテナムでの2年目にはさらなる飛躍を期待しているのか?それともノースロンドンのクラブでより時間を掛けて成長していくのだろうか?
オーストラリア人は長い沈黙の後に次のように答えた。
「分からないね」
「いつも期待しているよ。自分の仕事をして、それが何をもたらすかを見守るんだ。(私が2年目にトロフィーを獲得するのは)偶然ではないと思う。我々は改善するだろうし、それがどうなるか見ていくつもりだ」
「昨シーズンの終盤に明らかになったのは、我々がやろうとしていることにまだ確固たる信念を持っていないということだ。それは当然のことだね。私が入団して最初のシーズンに、こうしたことが本当に根付くまでに時間がかかるのは珍しいことではない。そして、こうしたことが明らかになるには、厳しい時期を経験しなければならないんだ。なぜなら、厳しい時期を経験しなければ、わかるはずがないからね」
「このグループが我々がやろうとしていることに完全に賛同していると感じたことがなかったわけではない。ただ、そのプロセスを導くのは私にかかっているんだ。我々はまだその段階にあると思う。私は、我々が目指すチームになるための重要な牽引者であり続けるよ。それでいいんだ。それはプロセスの一部だからね」
「我々はより準備ができていると感じている。選手たちは、今シーズン何に取り組むべきか、また困難な時期を経験した場合にどう対処するかを精神的に理解しており、より準備ができている。困難な時期はどのチームにも必ず訪れるものだから、我々も必ず経験するだろう。昨シーズンのような経験をしたということは、我々のベストのときとワーストのときの間にそれほど大きな差がなくなることを期待しているよ」