ポステコグルーは試合後、ファンデフェンを「特別なフットボール選手」と評したが、一方のオランダ人ディフェンダーは選手たちに即興の自由を与えている監督のおかげもあると語る。
「僕はただ走り続けることにしたんだ。誰にも止められないことを願ったが、無事に進むことができた」
「ソニーが左にいるのは分かっていたので、センターバックに向かって走り続け、ちょうどいいタイミングでソニーにパスを出し、彼はいいフィニッシュを決めてくれた」
「ファンはあの瞬間を喜んでくれたと思う。僕がドリブルをしていたとき、スタジアムの全員がすごく盛り上がっているのが感じられた。ああ、それで本当にうまくいったんだよ」
「僕たちにはこんなプレーができるんだ。アンジが僕たちにそれをさせてくれる。監督は『センターバックは後ろにいなきゃいけない』なんてことは絶対に言わない。僕はこうやってプレーできるのが気持ちいいんだよ」
「彼はディフェンダーを信頼しているし、チームのみんながやりたいことをやってくれると信じていて、僕たちがその信頼を感じて、自信を持ってやれることが本当に重要なんだ」
あの場面で自分でシュートを打つ誘惑があったかと聞かれると、ファンデフェンはこう答えた。
「いや、ソニーを見て、彼が決めてくれると分かってたからね」