では、リーグ戦でトッテナムが直面する最善と最悪のシナリオとは一体何なのでしょうか? football.london が以下で取り上げます。
ベスト・シナリオ
ポット1にはローマ、マンチェスター・ユナイテッド、ポルト、ラツィオ、アイントラハト・フランクフルトなどがいるので、他のポットのクラブたちは間違いなくスラヴィア・プラハを有利な相手と見なすだろう。ポット1から引き当てたいもう1つのチームはレンジャーズだろうが、あの有名なスタジアム内で醸し出される雰囲気を考えると、アイブロックスでのアウェイゲームは対戦相手が誰であっても非常に難しいものになる可能性がある。
ポット2では、PAOKとフェレンツヴァーロシュが対戦したい相手であり、一方でレアル・ソシエダ、フェネルバフチェ、ブラガ、リヨンは避けたい相手だ。
ポット3ではブルガリアのルドゴレツがまずまずの相手となるだろう。リリーホワイツは2020/21シーズンにこの大会で彼らと対戦した際、4-0と3-1で圧勝している。同じポットではマルメもまずまずのくじ運となるだろう。ルーカス・ベリヴァルとデヤン・クルゼフスキはこのスウェーデンのチームと対戦する場合、母国に凱旋することになる。
また、同じくスウェーデンのエルフスボリがポット4にいる。ポット4ではラトビアのRFSも良い組み合わせになりそうだ。
ポット1：スラヴィア・プラハ、レンジャーズ
ポット2：PAOK、フェレンツヴァーロシュ
ポット3：ルドゴレツ、マルメ
ポット4：エルフスボリ、RFS
ワースト・シナリオ
トッテナムにとって、この組み合わせ抽選が不利に働けば、非常に厳しい状況に追い込まれる可能性がある。まずポット1では、ローマとの対戦は、特にイタリアの首都での開催となった場合は非常に難しいものとなるだろう。
ポルトはヨーロッパの舞台で実績があり、簡単な相手ではないだろう。このポルトガルの強豪は今シーズンのリーグ戦で3戦3勝しており、まだ国内リーグで失点していない。
レアル・ソシエダはポット2の非常に優れたチームであり、さらにトッテナムはフェネルバフチェを何としても避けたいところだ。トルコのチームは元スパーズのジョゼ・モウリーニョが指揮を執っており、熱狂的なファンの前でイスタンブールで試合をするとなればかなりの試練となるだろう。
ポット3にはガラタサライがいるため、さらにトルコのチームとの試合が組まれるかもしれない。アゼルバイジャンへの往復移動時間を考えると、カラバフへのアウェイもあまり理想的ではない。
最後に、ニースやホッフェンハイムなどが入っているポット4の中でも、アスレティック・クラブは非常に強力な相手に見える。トッテナムがフランスのこのチームと対戦することになれば、今夏、フランスに移籍したタンギ・エンドンベレとの再会となる。
ポット1：ローマ、ポルト
ポット2：レアル・ソシエダ、フェネルバフチェ
ポット3：ガラタサライ、カラバフ
ポット4：アスレティック・クラブ、ニース
