アンジ・ポステコグルーがイヴ・ビスマとの重要な会話の後で大いに失望する理由

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今週、トッテナム・ホットスパーのミッドフィルダーは、スポットライトを浴びるべきタイミングで間違ったかたちで話題になってしまっている。

football.london/Alasdair Gold

トッテナムのアンジ・ポステコグルーは、1年前のイヴ・ビスマとの本人のキャリアを方向づけるはずだった会話から、今、このミッドフィルダーに大いに失望しているだろう。

今週末、27歳のビスマは、風船から笑気ガスを吸い込んでいるように見える動画をソーシャルメディアに投稿した。2023年以降、英国では娯楽目的での亜酸化窒素(NOSとも呼ばれる)の所持は犯罪であり、2年の懲役刑につながる可能性がある。

スパーズは内部調査を通じてこの事件を調査中であり、ビスマはすぐに声明を発表した。

「これらの動画について謝罪したい。これは重大な判断力の欠如だった」

「僕はこれがどれほど深刻で、健康リスクが伴うかを理解している。また、フットボール選手として、模範となるべき立場としての責任を非常に真剣に受け止めている」

特にポステコグルーにとって腹立たしいのは、この声明の最後の部分だろう。昨年7月、このオーストラリア人はビスマと、キャリアの現在地や、トッテナムでチームの中心選手として、また周囲の若手選手に刺激を与えることができる人物としてどう考えているかについて重要な話し合いをした。

ビスマはこの会話を経て、トレーニング・セッションで周囲のアカデミー出身の若手選手を激励する声が聞かれるようになった。今月28歳になるこのミッドフィルダーは、昨シーズンの開始から数ヶ月間、スパーズの監督のもとでスターとなり、そこでポステコグルーはこのシーズン初期の話し合いの存在を明かした。

「ビスは、私がここに来た最初の日からここにいたのでラッキーだったよ。選手たちの多くは代表戦でプレーしてプレシーズンの合流が遅れたが、ビスは初日からここにいたんだ」

「私は彼を捕まえて、当時のトレーニング方法、最初の3~4セッションは主に若い選手たちとだったので、『君はこのグループのリーダーになれるよ』と言った。彼の能力についてはすでに知っていたが、彼のトレーニングを見ていると、それによって向上していることがわかったね」

「翌朝、彼は遅刻したので、私は再び彼に、『リーダーは時間を厳守するんだ』と伝えた。そして彼はそれから大丈夫だよ。だから、そこには常に学ぶべき教訓があるんだ。彼とすべての選手たちにとって重要なのは、『言い訳をしてはいけない、ベストを尽くせない言い訳は許さない』と言える環境、枠組みを作ることだと思う。そうなれば、あとは彼ら次第なんだ」

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