トッテナムのファンが望むもう一つの補強はアンジ・ポステコグルーがその姿勢を変えない限り実現しない

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トッテナムのサポーターにとって見慣れた問題が、土曜日の夜にトッテナム・ホットスパー・スタジアムで行われたバイエルン・ミュンヘンとのプレシーズン・マッチでも再び明らかになった。

football.london/Rob Guest

バイエルン・ミュンヘンとのプレシーズン・マッチのキックオフを前に、新加入のドミニク・ソランケを観客に紹介した瞬間から、サポーターたちがもう1人の新加入選手を求めるのにそう時間はかからなかった。ドイツの巨人との試合では信じられないほど明るいスタートを切り、わずか23秒でデヤン・クルゼフスキのゴールで先制したアンジ・ポステコグルーのスパーズは、そこからは3失点を喫してハーフタイムに2点のビハインドを背負った。

トッテナムの視点から見ると、失点は非常に残念な3点だった。ダヨ・ウパメカノが16分に同点に追いつき、セルジュ・ニャブリとトーマス・ミュラーがバイエルンのリードを広げた。トッテナムのファンは、ゴールのうち2つがセットプレーから生まれたことで、昨シーズンのフラッシュバックを起こした。

昨シーズン、何度かセットプレーの守備がリリーホワイツの敗因となった。特に昨シーズンの終盤戦ではその形の失点がチャンピオンズリーグ出場権の望みを阻んだ。土曜の夜、トッテナム・ホットスパー・スタジアムでウパメカノが同点ゴールを決めたが、これはヨシュア・キミッヒのフリーキックから生まれた、トッテナムの選手たちはまったく対応できなかった。

キミッヒのフリーキックの際、マティス・テルとニャブリが待ち構えたファーに広大なスペースが残り、フリーだったテルのヘッダーをグリエルモ・ヴィカーリオははじくことが精一杯で、ウパメカノがこぼれたボールを押し込みこのチャンスをものにした。パペ・マタル・サールの背後にバイエルンの2人の攻撃陣がこれほど広大なスペースを与えていたことこそ憂慮すべきものだった。

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