トッテナム・ホットスパーの監督は、この夏にコーチング・スタッフたちに大きなインパクトを与えた右サイドバックについて語っている。
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アンジ・ポステコグルーは、ジェド・スペンスが今シーズンのトッテナムのチームに合流し、優れたオプションとなってくれたことを認めた。
2022年にミドルスブラからスパーズに加入して以来、レンヌ、リーズ、ジェノアへの3度のローン移籍を経た24歳のスペンスは、今シーズンもクラブに残り、ペドロ・ポロやアーチー・グレイとともに右サイドバックのもう1つの選択肢としてついに活躍のチャンスを与えられる。スパーズがモナコのヴァンデルソンを獲得するのではないかとの報道は的外れだと思われる。
トッテナムに来てからのスペンスの時間は、アントニオ・コンテから公式発表が出る前から『クラブの補強』(自分が望んだ補強ではない)と酷評され、過去2年間でトッテナムでわずか40分ほどしか公式戦に出場していないことからも最良のスタートとは言えなかった。
しかし、この夏のスペンスは、印象に残るプレーをしたいという強い意欲を持ってプレシーズンのトレーニングに合流し、ポステコグルーとコーチング・スタッフの前でそれを成し遂げた。
プレミアリーグ開幕戦のレスター・シティ戦を前に記者会見でポステコグルーは次のように語った。
「プレシーズンが始まると、昨シーズンにローン移籍していた選手がかなりいたんだよ」
「私の心の中には、チーム戦力を進化させ続ける必要があると言っている。選手たちがローン移籍したのには理由があるからだ」
「彼らは戻ってきて、これまでよりフィットしているだろうか?我々のやっていることに適応できるようになっているだろうか?ジェドに関しては、私はオープンな考えを持っていた。彼の特徴は、我々のフットボールにフィットするだろうと確信していたからね。それから、彼は明らかに昨シーズンはフィットしなかったが、今シーズンはフィットしてるだろうか?ということになる」
「彼はプレシーズンで良い成績を残した。本当によくトレーニングしていたよ。本当にチームにうまく溶け込んでいるようだったね」