ロドリゴ・ベンタンクールに代えてアーチー・グレイまたはイヴ・ビスマ
トッテナムは今週末、脳震盪プロトコルによりロドリゴ・ベンタンクールを欠くことになる。このミッドフィルダーはレスター戦で相手ペナルティ・エリア内でひどい衝突に遭い、地面に激しく倒れて、チームメイトはすぐにメディカルチームの援助を求めた。
周囲の心配の中、ウルグアイ人は最終的に起き上がり、担架に乗ってフィールドを後にした。トッテナムは試合終了間際に脳震盪による交代を行い、ベンタンクルに代えてアーチー・グレイを投入した。
このベンタンクールの負傷により、グレイが先発での出番が回ってくるかもしれない。この夏の新加入選手はプレシーズンで大きなインパクトを残しており、ポステコグルーはこの若手がプレミアリーグ・デビューを果たすことに何のためらいも感じないだろう。非常に才能のある選手だからだ。
ポステコグルーが取れるもうひとつの選択肢は、イヴ・ビスマをチームに復帰させることだ。ビスマは、笑気ガスを吸っている映像をソーシャルメディアに投稿したため、レスター戦でクラブから出場停止の処分を受けた。ビスマがポステコグルーとチームメイトを失望させた後、その信頼を回復しなければならないのは明らかだ。つまり、トッテナムで再び試合に出場できるようになるまでは、しばらくは出場停止の期間を延ばさなければならないかもしれない。
ブレナン・ジョンソンに代えてデヤン・クルゼフスキ
月曜日のレスター・シティ戦でデヤン・クルゼフスキを先発させないというポステコグルーの決断は、プレシーズンで目覚ましい活躍を見せたスウェーデン人のプレーぶりを考えると確かに衝撃的だった。ドミニク・ソランケが加入し、リシャルリソンも完全復帰したことで、今や前線の選択肢はかなり充実しているが、ブレナン・ジョンソンが右サイドで先発の出番を手にした。しかも、クルゼフスキを中央にポジションを移して先発することもできず、ジェームズ・マディソンをミッドフィールドで先発させることを選択した。
ストックホルム生まれのクルゼフスキは試合終盤に出場し、トッテナムが勝利を狙う中、何かを起こしてくれるような活躍が期待された。キングパワー・スタジアムでのトッテナムは、ファイナルサードにテクニカルな選手を欠いていた。そこにクルゼフスキの攻めのチャンスとパスのセンスが無かったのは大きな損失であった。
元ノッティンガム・フォレストのジョンソンが右サイドで苦戦し、試合展開にほとんど影響を与えていないことから、今週末のエバートン戦ではクルゼフスキが代わりに出場する可能性がある。
