アンジ・ポステコグルー:チェルシー戦を控えての記者会見

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スウェーデンではVAR導入が撤廃されました。あなたは常にVARに対する考えを明確にしていましたね?

ああ、スウェーデンに引っ越すよ。

ヘルシンボリで仕事をするつもりですか?

仕事はないが、ただ引っ越すだけだ。

ここ(イングランド)ではもう船はVARと共に出港してしまったのでしょうか?それを撤廃するには遅すぎると思いますか? もしVARが続くとしたら、具体的に何を変える必要があるのでしょうか?

そう、これからもずっと続くんだよ。無くなりはしない。かなりの変更を加えたいと思うが、何度も言った通り、この競技を実質的に変えてしまったと思っているし、導入されたときはそうなることまで意図していなかったとは思うよ。そしてあれだ、皆さんもそうだろうが、私は昨夜チャンピオンズリーグを観たんだよ。あのナイトゲームでVARが使われていなかったと言われても、私は気づかなかっただろう。彼ら(VARチーム)は判定を下していたと思うが、試合はとてもスムーズに絶え間なく進行していたようにみえたよね。

先ほども言ったように、我々は現在のフットボールの試合で起こっているあらゆる小さな出来事から、それが審判の判定であれ、その他の部分であれ、不満のぶつけ先を探しているんだよ。私はそういったことが好きではない。この競技はまったく変わったんだ。熱心なサポーターとして試合の観戦に訪れているかどうかに関係なく、フットボールの体験が変わってしまったんだよ。それでもうまくいけば、審判団はそれが機能する適切な運用方法を見つけるだろう。

プロ審判協会(PGMOL)は、いくつかの変更が必要であることを認識しているようです。彼らがあなたに意見を求めたら…

彼らはすでにそうしてるよ、相棒。だが、私は前にも言った通り、我々には彼らが相談すべき人間ではない。我々は審判ではなく、彼らが審判だ。試合に影響を与えない最善の意思決定プロセスは何かを見つけ出すことが重要だね。マネージャーには関係ないよ。私はフットボールチームを管理している。チームをどのようにセットアップするかなら私が説明できる。

とにかく、この種のミーティングでは常に対立することになる。なぜなら、審判たちは常に自分たちが正しいことをしたと思っているからで、我々は常に憤りを感じているからだ。これが基本的なケースだよ。我々が説明を受けているだろうと言われるが、その説明があるからって違いがあるのかい?

私は週末にPKが与えられるべきだと思ったが、週末にPKが与えられるべきではないと考えていた人もいた。ミッキー・ファンデフェンのオフサイドについてはよくわからないが、オフサイドだと言っている人もいる。結局のところ、部屋に座って審判の人に彼らの判定の仕方を教えている私は何者なんだ?彼らの仕事だし、彼こそがわかってるだろう。何度も言うが、私は審判にチームのセットアップの仕方について審判に助言を求めるようなことはしたくないよ。

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