アンジ・ポステコグルー:アストンヴィラ戦を控えての記者会見

この記事は約13分で読めます。

3-1で勝って最初の15分間に3ゴールを決めることと、最後の15分間に3ゴールを決めることには全く違いはないと思うよ。早めに得点してその後は楽になったほうが説得力があるように思え、遅い得点だと苦戦しているように思われる傾向がある。だが、歴史的な傾向を見ると、私が監督したチームは最初のシーズンからは、終盤にゴールを決めているんだ。ある意味で、ゲーム・モデルの問題だね。つまり、どちらかというと、我々が目指しているチームに近づいているということなんだよ。

一部のファンは、前回のベンタンクールへのチャレンジが物議を醸したマッティ・キャッシュへの何らかの復讐を期待していますが、そのような想いをどうやって阻止しますか?

私はファンに責任を負わせるつもりはないよ。あなた自身が少し煽っているようだな。そんなことに興味はないよ。我々にとっての課題は、ホームでの本当に調子が良いチームとの対戦だが、それ以上に、そのようなことが我々の取り組みやフットボールの試合に対するモチベーションの一部にはほとんどなりえないことに驚くだろうね。

どちらかと言えば、チームとして成熟し、成長するにつれて、そういったことはますます重要でなくなり、焦点が当てられなくなることを望むよ。そういうものを心に留めておくと、何が大切なのかを見失ってしまうからね。我々にとって重要なことは、非常に優れたフットボールチームを相手に、ベストを尽くし、結果を得ることなんだよ。

シーズン開幕前の時点で、シーズンのこの時期にトップ4争いをしていると想像していましたか?

ずっと言ってきたと思うが、私には具体的な目標はなかったんだよ。順位もその一つだったね。なぜなら…我々の目標がトップ4でフィニッシュすることだったと言うなら、現時点では我々はその付近にいる。それは選手たち、さらにはクラブさえも順調にするんでいることを意味するかもしれない。だが我々にはそのような状況になってほしくないんだ。

今シーズンの我々は強い競争力を示せるだろうと私は信じていた。そして、我々は昨シーズンよりも確実に改善し、それが我々をこの先どこまでたどりつけるかを示すことになると思っていたんだ。今シーズンに起こったことのほとんどはうまく対処できたと思っている。先ほども言ったが、何かを作りあげようとしている最初のシーズンで、ほとんどの部分でかなりうまく対処できたと思っている。

我々は今シーズンのほぼすべての試合で競争力を誇示できていたと思うし、それは監督であれば追い求めているものなんだ。調子や結果、パフォーマンスは変化するが、競争力は揺らがなかった。負けた試合でさえ、我々は自分たちの戦いを貫いた。そしておそらく納得のいく勝利が得られなかったとしても、我々は依然として非常に競争力を示しており、これがスタートなのは良いことだよ。

この記事を評価する
タイトルとURLをコピーしました