アンジ・ポステコグルー:ブレントフォード戦を控えての記者会見2

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「ブライアンとピエールがいなければ、他の2人の選手を補強することになるが、おそらくそれほどプレーしてできないだろう。しかし、だからと言って私が彼らを評価していないとか、彼らが求めるレベルがないと考えているというわけではない。チーム戦力が必要なんだよ。我々はこれまでに負傷者の問題に他の誰よりも直面してきただろう」

ポステコグルーはこのクラブで移籍に関しては常に自分が最終決定権を持っていると明言してきたが、かつてがその決定権を持たなかった時期があっただろうか?

「いや。それを自分の望んでいるかのように思われたくないね。ただ時々、クラブから『我々はこの選手が本当に気に入ったんだ』と言われるかもしれないし、それでチームに合いそうだったら、私は決断を下すだろう」

「しかし、もしそうでなければ(チームに合わないと感じたら)、私がそのことを強く感じているなら、私はそこに一線を引くだろう。なぜなら、その決定の後に起こるすべてのことの責任を負うのが私なのだから、私が信じられなかった決断によって最終的にはクラブのリソースの無駄になるからね」

「しかし、もっと重要なのは、私がそれの所有権を取得するということだよ。そして、もし私が何かの所有権を取得するなら、私が最終決定権を持った方が良いだろう。私が心の中で『まあ、実際のところ、私の決定じゃないからな』と思うものについては所有権を持つつもりはないからね。(選手の補強は)他の誰よりも私の責任になるんだよ」

ファイナンシャル・フェアプレーとコンプライアンスに関する新たな強化された制限は、今年1月の移籍マーケットで早速大きな影響を及ぼし、財務規定を遵守するために移籍ビジネスに動けるクラブはほとんどなく、一方のスパーズは今月、最も多忙に動き回るクラブの一つとなった。ティモ・ヴェルナーとラドゥ・ドラグシンの2人のトップチームの戦力に加え、ウーゴ・ロリス、エリック・ダイアー、イヴァン・ペリシッチ、ジェド・スペンス、ジャフェト・タンガンガ、セルヒオ・レギロンなどが相次いで退団した。

新たな財務面での規制による締め付けが、多くのクラブにとって今後の移籍マーケットでも影響を与える可能性があると示唆する人もいる。

「これが新時代の幕開けなのかどうかを明言するのは難しいね」

「移籍マーケットがどのように機能するかを決定する財務パラメータがあるのは確かだ。あなたたち(メディア)を組織の財務部門に入れる必要があるかもしれない。そうであろうとなかろうと、人々は短期的な移籍ビジネスではなく、次の夏に大きな動きに出ることを望んでいるのかもしれないよ」

「しかし、おそらくクラブの取り組み方は、ある種変化しつつある。より戦略的な決断が必要になり、パニック・バイではなく、誰を補強するかをしっかりと見極めようと尽力するのではないかと思うね。クラブは今、より戦略的になっていると思う」

「そこにはほとんど秘密はないとも思う。プレミアリーグのすべてのクラブを調べて、18人か21人の補強ターゲットのリストを手に入れたとしても、すべてのクラブに大きな違いはないと思うんだ。今はあまり多くの違いはないんだ。そこは状況を少し変えただろうね」

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