チェルシー戦の後に我々はマダーズと彼を失ったので、リーダーとしての責任の多くがソニーの肩にかかっていた。だから、彼が戻ってきてくれて良かったよ。規律(カードをもらわないプレー)については何も言う必要は無かったね。それも選手としての彼の一部であり、彼の身体的な特徴なんだ。
彼が一線を超えてしまったことでチーム全体がその代償を払うことになったので、その規律を維持できるかどうかは彼次第だと私は思っている。しかし、もっと重要なことは、彼がフィールド上で非常に強い存在感を示していることであり、今週、彼が戻ってくるのはとても良いことだよ。
今週、ジェームズ・マディソンは自身の負傷が長引きそうだと言ってましたが?
ジェームズの医師の診断についてはわからないし、その診断に従って回復が進んでいるのかもわからないよ。医療チームに任せている。私の知る限りでは、順調に進んでいるよ。
プレシーズンにウェストハムと対戦しましたが、そこから得られたものはたくさんありますか?
もうかなり昔のことに思えるね。確かに、我々は彼らをフォローしており、他のチームと同じように彼らをスカウトしている。デイビッド(モイーズ)は常に競争力のあるチームを作り上げているからこそ、このプレミアリーグで長い間存在感を示し続けているんだ。だから、デイビッドのチームから何かしらの結果を出したければ、最善の努力が必要になる。
彼らには真のクオリティと脅威が備わっている。プレシーズンは我々にとっても彼らにとっても全く違ったものだろう。明日は試合で結果を得るために最高のレベルでプレーしなければならないが、それは我々にとっての挑戦であり、我々はそれに備えるつもりだよ。
このところの敗戦の後の選手たちの努力に満足していますか?
人間なので、3敗には満足できなかったよ。負けるたびに結果に気持ちが集中するようになってしまい、それは選手の自信だけでなく日頃の態度に影響を及ぼすんだ。我々は引き分けたことに大喜びしているわけではないのでそのことではなく、ピッチの上での取り組みに問題があったんだよ。我々が取り組んでいることに対する信念を選手たちに与えたんだ。
シティ戦の後半は、自分たちがなりたいチームの姿にこだわり抜いて、あの試合で結果を得るという点で、見事に立て直す力を示したと思う。選手たちの感情の好転は、結果よりもその戦う姿勢から来ているのだが、我々はアプローチに一貫性を保とうとしてるだけなんだ。我々にとっての最終目標は、特定のスタイルでプレーすることであり、そのレベルに到達することに集中し続ける必要がある。